無断でユーザーデータ販売報道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 09:19 UTC 版)
「Avast Antivirus」の記事における「無断でユーザーデータ販売報道」の解説
2020年1月、Avast Softwareがセキュリティソフトをインストールしたユーザーのアクティビティデータを収集し、収集したデータを匿名化して子会社であるマーケティング解析企業Jumpshotを介して企業に販売していたと米メディアのMotherboardとPCMagが報じた。Motherboardの調べではGoogle、Yelp、Microsoft、McKinsey、Pepsi、Sephora、Home Depot、Conde Nast、IntuitなどがJumpshotの顧客であると判明している。報じられたことについてAvast側はデータ収集はオプトインでユーザーに許可を得ているとしているがMotherboardがユーザーに取材してみたところ多数のユーザーは許可した自覚はなくデータ販売がされていることについても知らなかったと答えている。また匿名化していることについて専門家はデータから個人を特定するのは簡単であると答えた。 この報道の直後、Avastは子会社Jumpshotの事業終了およびアクティビティデータ収集の終了を発表。現在は製品ポリシー等の規約類にこの種のデータの利用許諾に関する言及はなくなっている。
※この「無断でユーザーデータ販売報道」の解説は、「Avast Antivirus」の解説の一部です。
「無断でユーザーデータ販売報道」を含む「Avast Antivirus」の記事については、「Avast Antivirus」の概要を参照ください。
- 無断でユーザーデータ販売報道のページへのリンク