潜水艦事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 01:14 UTC 版)
「踊る大捜査線 THE GAME 潜水艦に潜入せよ!」の記事における「潜水艦事件」の解説
潜水艦事件とは、『踊る大捜査線』で発生した架空の事件である。そもそもは『THE MOVIE 2』のために考え出されたプロットの一つであったが、さまざまな事情でボツになったものの、踊る大捜査線世界の中で『THE MOVIE』と『THE MOVIE 2』の間に発生した事件として『THE MOVIE 2』の中で青島と室井の会話で簡単に触れられるという形で残った。その後も映像化はされていない(但し『THE MOVIE 2』のエンドクレジットの中で潜水艦をバックに握手する青島と室井が一瞬映り、それが潜水艦事件のときのことだとしている)が、『容疑者 室井慎次』の中でこの事件に絡んで起こった裁判で青島の弁護をしたとされる津田弁護士が登場したため、『容疑者 室井慎次』のシナリオガイドブックなどの設定資料でこの事件の詳細が明らかにされた。 事件は2002年3月19日に湾岸署管内で発生した潜水艦「むつしお」の乗組員である海上自衛官の殺害事件に端を発する。湾岸署に捜査本部が置かれ青島たちが捜査に当たったが、自衛隊が非協力的であったため捜査は暗礁に乗り上げ、事件は未解決のままで捜査本部が解散してしまった。その後室井のもとに潜水艦の機密データの漏洩疑惑を告発する内部文書が届いたため室井は捜査の再開を決意し、潜水艦の艦長の協力で青島がコンピュータ技師になりすまして潜水艦に乗り込んで室井の指揮の元で捜査にあたった。青島の捜査の結果犯人が明らかになったとき、犯人は潜水艦を乗っ取ってテロを起こそうとし、東京湾に突入しようとしたがそれも青島によって防がれ事件は解決した。 『容疑者 室井慎次』のシナリオガイドブック収録の年表および同書収録の「潜水艦事件についての公式記録」ではこの事件の発生は2002年であるが、『THE MOVIE 2』のシナリオガイドブック収録の年表ではこの事件を2001年のこととしている。同書の別のところで潜水艦事件は『THE MOVIE 2』(2003年)の2年前の事件であるとの記述もある(『THE MOVIE 2』劇中では、室井が青島に「2年振りだな」と言い、これに対して青島が「潜水艦の事件以来ですね」と答えるシーンがある。)ので単なる誤植とは考えられないため、これ以後に何らかの設定変更があったと考えられる。
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