深海怪獣 グビラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/22 23:42 UTC 版)
「ウルトラマンの登場怪獣」の記事における「深海怪獣 グビラ」の解説
第24話「海底科学基地」に登場。 海底に棲む海棲哺乳類に似たフォルムを有する怪獣で、鼻先にある鋭い角はドリルのように高速回転して硬い岩盤にも穴を開ける。設定では光波バリヤーを張る能力を持つ。 ドリルで水深200メートルに建設された海底センターのパイプラインとドックに大きな損傷を与え、同センターの救助に出動した科学特捜隊の前に現れて特殊潜航艇S25号を襲おうとするが、ウルトラマンの出現に方向転換して岩壁を掘り進み、地上に現れる。ドリル攻撃や背中の孔から出す強烈な潮吹きやフライングボディアタックでウルトラマンを苦しめ、八つ裂き光輪も高速回転させた角で受け止めて弾き返すが、最後はウルトラマンにチョップで角を折られて力尽き、スペシウム光線を受けて爆散する。 第35話の怪獣供養では遺影として写真が飾られている。 スーツアクター:荒垣輝雄 デザインは成田亨が担当した。デザインモチーフはモンガラカワハギ。当初はガヴァドンBを改造する予定で初稿デザインも改造を前提として描かれていたが、結局はデザインを修正し、新規に造形された。成田は魚の怪獣化は難しいことを述べている。 造型は高山良策、水中用のギニョールは佐々木明が担当した。着ぐるみによる撮影はウルトラマンとの格闘場面のみで、海中の場面では操演用ミニチュアが使用されている。そのほかに爆発用人形も制作された。角のドリルはFRP樹脂製で、アップ用も製作された。 『ウルトラマンM730 ウルトラ怪獣攻げき技大図鑑』では、鼻先のドリルに「ダイハード・ドリル」と名称がつけられ、紹介されている。
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