泥棒コント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/12/08 22:40 UTC 版)
「8時だョ!全員集合のコント」の記事における「泥棒コント」の解説
いかりやをボスとした泥棒またはギャング団のコント。4人全員一斉に登場する際は、『ピンク・パンサー』のテーマ・ソングに合わせてピンク色の照明を当てて登場した。ピンク・パンサーの1フレーズが終わると、"カン"という効果音が入る。2回目では"カン"という効果音が2回(この時、"カン"の音のたびに登場するメンバーが一斉に横を向いたりする)、3回目では"カン"という効果音が2回入った後に"チ〜ン"という効果音(いずれもメトロノームの音)が入り、同時にいかりや以外のメンバーが股間を突き出すポーズを取る。いかりやに「もう一度やり直し!」と言われて再登場する際は早回しバージョンで、「チ〜ン」の代わりに「ブッ」と屁の音が流れ、同時にこれまたいかりや以外のメンバーが観客席に向けて尻を突き出す。なお、これは後に探検隊など別設定コントやドリフ大爆笑の全員コントにもよく使われていた(後年放送されている特番ではそのまま放送されているが、DVDでは「最終盤」収録の「ドリフの銀行強盗!金庫爆発マル秘大作戦」など、尺を合わせたオリジナル曲に差し替えられている)。最後には、メンバー全員が警察に見つかり車に乗って逃走するのだが、逃走場面では車の後部を観客席に向け、車の前方に大型のスクリーンを張り、そこにあらかじめ録画しておいた動画映像を大写しにする演出が採られた。最初はもちろん普通の道路で始まるが、動画映像が切り替わるごとにジェットコースターの前部になったり、いきなり水中になったり、銭湯の場面になったり、鉄道のレールになったりと車での逃走にはおよそあり得ない場面が次々と現れ、メンバーが大げさなリアクションで笑いをとるというのが常であった。又、「歌うお化け屋敷」はこのコントであり、その時は「いい仕事をした」と言いながら志村以外が去り、志村が当時のヒット曲をベストテン形式で紹介し、建物のあちこちから口やセットが動いて歌い、最後はドリフターズおよび観客全員と一緒に「カラスの勝手でしょ」を大合唱する内容だった。このコントは1980年5月23日、1981年5月9日に放送。
※この「泥棒コント」の解説は、「8時だョ!全員集合のコント」の解説の一部です。
「泥棒コント」を含む「8時だョ!全員集合のコント」の記事については、「8時だョ!全員集合のコント」の概要を参照ください。
- 泥棒コントのページへのリンク