泥棒怪獣 ドロボン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:24 UTC 版)
「ウルトラマンタロウの登場怪獣」の記事における「泥棒怪獣 ドロボン」の解説
第52話「ウルトラの命を盗め!」に登場。 ドロボン星の宇宙戦闘員。持っている棍棒(宇宙棍棒)は打撃武器になるだけでなく、ビームを放つことも可能。また、口からは火炎を吐く。ZATは「エネルギー量はこれまでの怪獣の中で一番」と分析している。左手には赤外線カンテラをぶら下げている。 母星で行われている星間戦争を有利に進めるためにタロウの力を手に入れようと地球に飛来し、その途中に立ちふさがったウルトラマンジャックを宇宙で返り討ちにする。地球での戦闘では、カンテラに二谷副隊長のスーパースワローが衝突したことで彼を人質に取り、タロウを危機に陥れる。立て続けにジャックがタロウの身代わりとして現れ、二谷の解放と引き換えにカラータイマーを奪って仮死状態にした後、それを装着したことで戦闘力が2倍にパワーアップしてタロウを圧倒する。だが、これらはタロウとジャックの作戦であり、3分後にはジャックのカラータイマーが点滅して不利になったことで、それまでエネルギー消費を抑えていたタロウに反撃されてカラータイマーを取り戻され、ジャックも蘇生する。最後は名誉挽回に燃える二谷によるスカイホエールの猛攻撃を受けて倒される。 声:渡部猛(ノンクレジット) デザインは鈴木儀雄が担当した。デザイン画では胸にカラータイマーをはめ込むことが指示書きされていた。デザイン画では赤外線カンテラを左手に持っている。 造形物はスーツのほか、飛び人形が用意された。 郷が光太郎にドロボンの目的を話す際、『ウルトラセブン』第13話「V3から来た男」の映像が流用されており、雑誌『ウルトラマン OFFICIAL DATA FILE』No.29-10ではアイロス星人が宇宙戦争に参加している可能性が示唆されている。
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