沖縄県を巡る論議で知識人らと対立
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「新ゴーマニズム宣言スペシャル・沖縄論」の記事における「沖縄県を巡る論議で知識人らと対立」の解説
2005年8月14日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで、小林よしのりの沖縄論講演会が開かれた。那覇市では、同時刻に石川元平(沖縄県教組委員長)、目取真俊、安里英子(沖縄大学非常勤講師)、コーディネーターに沖縄大学助教授の屋嘉比収を迎え、「日本の潮流と沖縄の戦後六十年」というシンポジウムが開かれた。シンポ内では「小林氏の主張は見極めないとならない」と対抗意識を表明され、事実上の対決となったが、小林の「沖縄論講演会」は1200人前後が参加、対する「日本の潮流と沖縄県の戦後六十年」は100人前後と、明暗が分かれる結果となった。小林側の講演では、現在の沖縄県の同調圧力の強さ、中国共産党によるチベットへの侵略、台湾への恫喝などを語り、「自国内で平和平和と言ってて、それで平和が来ますか?」と問いかけた。かつて小林に対して賞賛する向きもあった外交官の佐藤優は、小林が同意し作中で引用している言論人の行動様式を批判したが、小林はこの反論を自分に対するものと認知し、後の掲載分にて徹底的に攻撃した。この攻撃に対して、佐藤側も小林の言説を猛烈に皮肉った内容の文章を掲載するなど、両者の関係が著しく悪化することになった。
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