沖縄県の王氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 13:36 UTC 版)
沖縄県では、琉球国時代の1392年に久米三十六姓と呼ばれる華僑集団が、当時は沿岸の島だった那覇の久米村に移住し交易に携わった。琉球への定住帰化後も1650年まで数百年間、中国式の習俗を続けていたという。これらの中国系住民のうちに福建省出身の王氏があった。沖縄では中国式の姓(唐名)と日本式の名字(大和名)を一族の名乗りとし、王氏国場家といったように称する。王氏の子孫の門中には国場、小渡、新崎、上運天、仲宗根などの各家がある。
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