沖縄県の大衆食堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 08:38 UTC 版)
沖縄県の大衆食堂は本土と大きく異なるメニューが存在する。たとえば、「そば」とあれば沖縄そばのことであり、「肉そば」は肉野菜炒めの載った沖縄そばのことを指す。チャンポン、カツ丼、すき焼きなども、本土とは内容が違う。チャンプルーやポーク玉子は必ずメニューにある。「ランチ」は洋食揚げ物のセットで、昼でなくても食べられる。24時間営業の店では、真夜中や早朝からステーキをオーダーする人も珍しくはない。 また、一見単品のようなメニューも基本的には定食である。以下のような本土で見慣れないセットメニューが多くの店舗で提供されている。 おかず: 店によって様々であるが、たとえば野菜炒めと卵焼きが大皿に1つ、これにご飯とみそ汁が付く。 みそ汁: 丼山盛り、具だくさんのみそ汁にご飯が付く。 たとえば「ご飯とおかずとみそ汁」を注文すると、どんぶり飯がひとつ(ご飯)、野菜炒めと卵焼きの皿とみそ汁とご飯(おかず)、それに丼に山盛りのみそ汁とご飯(みそ汁)、さらに漬物の小皿が3つに、時には定食の副菜やしーぶんまでもが運ばれてくる。予備知識のない観光客がこのような注文をして驚くことがしばしば見受けられる。
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