信濃松川駅とは? わかりやすく解説

信濃松川駅

(池田松川駅 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/14 13:49 UTC 版)

信濃松川駅[* 1]
駅舎(2021年8月)
しなのまつかわ
Shinano-Matsukawa
28 北細野 (2.2 km)
(2.6 km) 安曇沓掛 26
所在地 長野県北安曇郡松川村[1]
駅番号  27 [報道 1]
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
所属路線 大糸線
キロ程 26.0 km(松本起点)
電報略号 マツ[1]
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
467人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1915年大正4年)9月29日[2]
備考
  1. ^ 1937年(昭和12年)に池田松川駅から改称[1]
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信濃松川駅(しなのまつかわえき)は、長野県北安曇郡松川村字赤芝[注 1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大糸線である[1]駅番号は「27[報道 1]

歴史

改修前の駅舎(2008年8月)
再改修前の駅舎(2012年6月)

駅構造

島式ホーム1面2線を有する地上駅である[1]。駅舎とホームは構内踏切で連絡している[4]

駅舎は1915年(大正4年)開業以来のものを改装を重ねながら使用していたが、2019年(平成31年)2月23日に2代目駅舎の使用を開始した[報道 2]。新駅舎は、2010年(平成22年)に改装された時の外壁をそのまま利用しており、長野県産のヒノキを使用した木造平屋建て48.8平方メートルのもので、太陽光パネルを設置している[14][新聞 1]

信濃大町駅管理の業務委託駅[4]ステーションビルMIDORIが駅業務を受託しており[3]みどりの窓口が設置されているが、自動券売機は設置されていない[1]

のりば

番線 路線 方向 行先
1・2 大糸線 上り 松本方面[15]
下り 信濃大町白馬方面[15]

利用状況

JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員467人である[利用客数 1]

2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。

1日平均乗車人員推移
年度 定期外 定期 合計 出典
2000年(平成12年)     769 [利用客数 2]
2001年(平成13年)     761 [利用客数 3]
2002年(平成14年)     735 [利用客数 4]
2003年(平成15年)     681 [利用客数 5]
2004年(平成16年)     652 [利用客数 6]
2005年(平成17年)     658 [利用客数 7]
2006年(平成18年)     644 [利用客数 8]
2007年(平成19年)     646 [利用客数 9]
2008年(平成20年)     612 [利用客数 10]
2009年(平成21年)     631 [利用客数 11]
2010年(平成22年)     604 [利用客数 12]
2011年(平成23年)     607 [利用客数 13]
2012年(平成24年) 105 518 624 [利用客数 14]
2013年(平成25年) 103 544 647 [利用客数 15]
2014年(平成26年) 101 508 609 [利用客数 16]
2015年(平成27年) 101 499 601 [利用客数 17]
2016年(平成28年) 100 491 591 [利用客数 18]
2017年(平成29年) 92 490 583 [利用客数 19]
2018年(平成30年) 93 491 585 [利用客数 20]
2019年(令和元年) 85 505 591 [利用客数 21]
2020年(令和02年) 48 482 531 [利用客数 22]
2021年(令和03年) 47 426 473 [利用客数 23]
2022年(令和04年) 53 404 457 [利用客数 24]
2023年(令和05年) 61 406 467 [利用客数 1]

駅周辺

タクシーの待ち合いがある[要出典]。観光案内所がある[4]池田町に近いことから、同町の最寄り駅でもある。

バス路線

「松川駅前」停留所にて、池田町営バスの路線(松川線)が発着する。あづみ病院・柏木・正科北方面へと結んでいる[16]

このほか、セピア安曇野前より松川村福祉バスが乗り入れている。

隣の駅

東日本旅客鉄道(JR東日本)
大糸線
快速(上り1本のみ運転)
安曇追分駅 (30) ← 信濃松川駅 (27)信濃常盤駅 (25)
普通
北細野駅 (28) - 信濃松川駅 (27) - 安曇沓掛駅 (26)

脚注

記事本文

注釈

  1. ^ 字の「赤芝」は通称の地名で、松川村は明治22年以後の合併を経験していないため、全域が大字なしの地域である。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、106頁。ISBN 9784784071647 
  2. ^ a b c d e 『東筑摩郡松本市塩尻市誌 第三巻 現代下』 東筑摩郡・松本市・塩尻市郷土資料編纂会、1965年。
  3. ^ a b 駅業務委託|駅ビジネス事業|事業紹介|生鮮市場JCなど運営 株式会社ステーションビルMIDORI”. ステーションビルMIDORI. 2022年4月1日閲覧。
  4. ^ a b c d e 『週刊 JR全駅・全車両基地』 36号 松本駅・穂高駅・姨捨駅ほか70駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年4月21日、24頁。 
  5. ^ 信濃松川駅”. 東日本旅客鉄道長野支社. 2015年9月13日閲覧。
  6. ^ a b 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、209頁。 ISBN 978-4-533-02980-6 
  7. ^ 大町市史編纂委員会 『大町市史 第四巻 近代・現代』 大町市、1985年9月1日。
  8. ^ 大町市史編纂委員会 『大町市史 第五巻 民俗・観光』 大町市、1984年7月1日。
  9. ^ “日本国有鉄道公示第142号”. 官報. (1982年10月30日) 
  10. ^ 長野鉄道管理局 編『写真でつづる長野鉄道管理局の歩み』長野鉄道管理局、1987年3月10日、480頁。 
  11. ^ 『交通年鑑 昭和63年版』 交通協力会、1988年3月。
  12. ^ a b 利用減 ダイヤ改正で廃止 大糸線あずさ6号に花束」『大糸タイムス』大糸タイムス社、2010年3月13日。オリジナルの2010年3月17日時点におけるアーカイブ。2025年5月14日閲覧。
  13. ^ “ちひろ館風駅舎完成 記念セレモニーで祝う 信濃松川”. 大糸タイムス (大糸タイムス社). (2010年8月7日)
  14. ^ 岩垂利夫「JR大糸線 信濃松川駅の駅舎改築」『鉄道ピクトリアル』第959号、2019年5月、110頁。 
  15. ^ a b JR東日本:駅構内図・バリアフリー情報(信濃松川駅)”. 東日本旅客鉄道. 2025年5月14日閲覧。
  16. ^ 町営バス 松川線” (PDF). 池田町営バス | 長野県・あづみ野・池田町. 池田町 (2025年3月18日). 2025年5月14日閲覧。

報道発表資料

  1. ^ a b 大糸線に「駅ナンバー」を導入します』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道長野支社、2016年12月7日。オリジナルの2016年12月8日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20161208081159/https://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/161207.pdf2016年12月8日閲覧 
  2. ^ a b 信濃松川駅新駅舎完成セレモニーの開催について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道長野支社、2019年2月15日。オリジナルの2020年4月25日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20200425121815/https://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/190215-02.pdf2020年4月25日閲覧 

新聞記事

  1. ^ a b 信濃松川駅がリニューアル 改築祝う」『信濃毎日新聞』2019年2月24日。オリジナルの2020年10月1日時点におけるアーカイブ。2025年5月14日閲覧。

利用状況

関連項目

外部リンク





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