江滬-II型 / 053H1型とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 江滬-II型 / 053H1型の意味・解説 

江滬-II型 / 053H1型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 06:23 UTC 版)

江滬型フリゲート」の記事における「江滬-II型 / 053H1型」の解説

053H型の反省から、性能強化型の053H1型が開発され1982年から1988年にかけて9隻が配備された。これは、053H型をベースにして、砲熕兵装を053K型と同様の新型とするとともに電子装備強化し対艦ミサイル改良型変更したのであるまた、南沙諸島情勢緊迫化を受けて南シナ海への配備念頭において空調能力強化されている。なお、西側諸国当初、053H型と053H1型を同一のものと誤認し一括して江滬-I型NATOコードネーム付与していた。 主砲7956口径100mm連装砲(PJ-33)に変更されまた、343型Wasp Head射撃指揮装置導入によって、射撃精度格段に向上した。ただし、この装備初期建造艦には間に合わず後期建造艦より装備されたほか、初期建造艦でも順次換装された。 このような改良受けたにもかかわらず、053H1型は、性能的にはなお不足であった。このことから、根本的に改設計された053H2型が開発され、053H1型の11番艦・12番艦は053H2型として竣工することとなったまた、5番艦の「四平」(#544)は、のちに試験艦転用され、形式番号も053H1Q型(江滬-II型)に変更された。 053H1型艦番号艦名就役退役所属艦隊備考533 台州(Taizhou) 1982年 2019年7月13日 n/a 旧名寧波」(Ningbo) 534 金華(Jinhua) 1983年 543 丹東(Dandong) 1985年 2021年5月19日 544 四平(Siping) 建造途中で設計変更し、053H1Q型(江滬-IV型)として竣工し就役した。 545 臨汾(Linfen) 1987年 2019年7月13日 n/a 553 韶関(Shaoguan) 1985年 南海艦隊 554 安順(Anshun) 1986年 2012年 2012年ミャンマー売却され、「Mahar Thiha Thura」(F23)と命名された。 555 昭通(Zhaotong) 1987年 2021年4月26日 n/a 556 湘潭(Xiangtan) 1987年 1989年 1988年3月14日発生したスプラトリー諸島海戦参加1989年バングラデシュ売却されBNSOsman」(F18)と命名された。 557 吉首(Jishou) 1988年 2012年 2012年ミャンマー売却され、「Mahar Bandoola」(F21)と命名された。

※この「江滬-II型 / 053H1型」の解説は、「江滬型フリゲート」の解説の一部です。
「江滬-II型 / 053H1型」を含む「江滬型フリゲート」の記事については、「江滬型フリゲート」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「江滬-II型 / 053H1型」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

江滬-II型 / 053H1型のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



江滬-II型 / 053H1型のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの江滬型フリゲート (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS