江滬-I型 / 053H型とは? わかりやすく解説

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江滬-I型 / 053H型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 06:23 UTC 版)

江滬型フリゲート」の記事における「江滬-I型 / 053H型」の解説

053H型は、艦対空ミサイル搭載艦である053K型(江東型フリゲート)と対になって行動する艦対艦ミサイル搭載艦として構想された。この構想は、江東型に搭載され艦対空ミサイル開発遅延によって破綻したが、中国海軍哨戒艦艇不足を解消するために053H型の配備継続され最終的に14隻という多数建造された。 053H型の設計は053K型のそれを踏襲しているが、主砲機関砲なども刷新していた053K型に対して、053H型では技術的冒険避けて対艦ミサイルをのぞくすべて武装を、旧来より使用してきた機種としている。また、電子装備簡素なものであり、機械的な射撃指揮装置搭載せず、戦闘情報センター設置行なわれなかった。 これらの配慮結果5年間で14隻という多数を急速建造することに成功したものの、レーダーなどの性能不足しており、全天候戦闘能力もなく、各装備システム統合は全く不十分であったまた、053K型(江東型フリゲート)と対になるものとして構想されたがゆえにやむをえないとはいえ対空火力は全く脆弱であり、対艦ミサイルはおろかジェット攻撃機に対して対抗することは困難であった。 053H型艦番号艦名就役退役備考509 常徳(Changde) 1979年 2007年 海警部隊移籍され、大改装受けて海警44102」として再就役 510 紹興(Shaoxing) 1979年 海警部隊移籍され、大改装受けて海警46103」として再就役 511 南通(Nantong) 1977年 2012年 512 無錫(Wuxi) 1978年 513 淮安(Huaian) 1977年 2013年 514 鎮江(Zhenjiang) 1979年 2013年 515 厦門(Xiamen) 1975年 2010年 516 九江(Jiujiang) 1975年 2018年 2000年代に122mm多連装ロケット砲搭載した火力支援艦に改装同時に主砲99100mm連装砲に換装した。 517 南平(Nanping) 1976年 2010年 518 吉安(Jian) 1979年 2012年 519 長治(Changzhi) 1979年 520 開封(Kaifeng) 1980年 1985年廃艦 551 茂名(Maoming) 1980年 2012年 552 宜賓(Yibin) 1980年

※この「江滬-I型 / 053H型」の解説は、「江滬型フリゲート」の解説の一部です。
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