母語話者数と総話者数の差とは? わかりやすく解説

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母語話者数と総話者数の差

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 06:27 UTC 版)

言語」の記事における「母語話者数と総話者数の差」の解説

上図通り、最も母語話者の多い言語中国語であるが、公用語としている国家中華人民共和国中華民国、それにシンガポール3つの国家にすぎず、世界において広く使用されている言語というわけではない。また、共通語である普通話含め, 13個の方言存在する上記資料話者数2位言語スペイン語である。これはヨーロッパ大陸スペイン発祥とする言語であるが、17世紀スペインによる新大陸植民地化経て南アメリカおよび北アメリカ南部における広大な言語圏獲得した2021年度においてスペイン語公用語とする国々21カ国にのぼる。さらにほぼ同系統の言語である5位のポルトガル語圏合わせた新大陸領域ラテンアメリカ呼ばれ広大な通言語圏を形成している。 上記資料で英語の話者人口は4位だが、公用語としては55か国と最も多くの国で話されている。さらに、英語はアメリカ合衆国イギリス公用語であるため世界で広く重要視されている。世界の一体化に伴い研究ビジネスなども英語で行われる場面増え非英語圏どうしの住民交渉においても共通語として英語を使用する場合があるなど、英語の世界共通語としての影響力増大していく傾向にある。 英語に次ぐ国際語としては、17世紀から19世紀まで西洋で最も有力な国際語であったフランス語挙げられるフランス語話者は2億3000万人とトップ5にも入らないが、フランス語公用語とする国々アフリカの旧フランス植民地中心に29カ国にのぼる。 話者数7位のアラビア語も広い共通言語圏を持つ言語である。アラビア語クルアーン言語としてイスラム圏全域使用者がおり、とくに北アフリカから中東にかけて母語話者が多いが、公用語とする国々23カ国にのぼっていて、ひとつのアラブ文化圏形成している。ただしこれも文語であるフスハー口語であるアーンミーヤ分かれており、アーンミーヤはさらに多数方言わかれている。 国連公用語は、英語、フランス語ロシア語中国語スペイン語アラビア語6つであるが、これは安全保障理事会常任理事国言語に、広大な通言語圏を持つスペイン語アラビア語加えたのである

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