母関数との関係とは? わかりやすく解説

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母関数との関係

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/04 09:39 UTC 版)

ラプラス変換」の記事における「母関数との関係」の解説

数列 an の(通常型母関数 G ( a n ; x ) = ∑ n a n x n {\displaystyle G(a_{n};x)=\sum _{n}a_{n}x^{n}\,} において x = e−s とすると、 G ( a n ; e − s ) = ∑ n a n e − s n {\displaystyle G(a_{n};\mathrm {e} ^{-s})=\sum _{n}a_{n}\mathrm {e} ^{-sn}\,} となる。ここで和を積分変えれば G ( a t ; e − s ) = ∫ a t es t d t {\displaystyle G(a_{t};\mathrm {e} ^{-s})=\int a_{t}\mathrm {e} ^{-st}\mathrm {d} t\,} となり、関数 at のラプラス変換一致する。この意味においてラプラス変換母関数の「連続版」とみなすことができる。こうした理由により、母関数ラプラス変換同種の性質満たすことがある。たとえば母関数性質 G ( a n ; x ) G ( b n ; x ) = G ( a n ∗ b n ; x ) {\displaystyle G(a_{n};x)G(b_{n};x)=G(a_{n}*b_{n};x)\,} はラプラス変換性質 L [ f ] ( s ) L [ g ] ( s ) = L [ f ∗ g ] ( s ) {\displaystyle {\mathcal {L}}[f](s){\mathcal {L}}[g](s)={\mathcal {L}}[f*g](s)\,} に対応する。ここで * は畳み込み積。

※この「母関数との関係」の解説は、「ラプラス変換」の解説の一部です。
「母関数との関係」を含む「ラプラス変換」の記事については、「ラプラス変換」の概要を参照ください。

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