武装無能力者集団編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 14:03 UTC 版)
「とある科学の超電磁砲」の記事における「武装無能力者集団編」の解説
黒妻 綿流(くろづま わたる) 声 - 小西克幸 スキルアウトの1つ「ビッグスパイダー」の創設者・初代リーダー。 赤茶色の癖がかかった長髪に、黒い革ジャンを羽織り、背中に大きな蜘蛛と蜘蛛の巣をあしらった刺青を彫っている。 2年前、仲間の蛇谷を助けるために罠へ飛び込んで死亡したと思われていたが、実は生存しており、半年前に施設を出所していた。自分がいない間に変わってしまったビッグスパイダーを潰すため、自分一人で乗り込もうとする。蛇谷を倒した後は固法の前に自首し、彼女によって拘束される。 無能力者だが、多人数に囲まれても全員を殴り伏せるほど、喧嘩の腕は立つ。また、他人に女性の胸についての話をしてもいやらしさを感じさせない好人物で、彼がトップである間はビッグスパイダーも不良なりの一線をわきまえていた。牛乳(特に「ムサシノ牛乳」というブランド)が好物で、よく飲んでいる。 愛車のバイクは再拘束中は固法に預けており、「乱雑開放編」終盤では彼女の運転で活躍することになる。 蛇谷 次雄(へびたに つぐお) 声 - 保村真 スキルアウトの1つ「ビッグスパイダー」の現リーダー。 表向きは黒妻を名乗っており、背中に小さな蜘蛛の刺青を彫るなど、彼の雷名で組織を束ねている。悪党かつ残忍な性格で、「仲間でも平気で裏切り、組織を抜けようと言おうものなら背中から撃ちかねない」と評され、裏ルートから銃器やキャパシティダウンの試作品を手に入れ、能力者狩りを行っている。 かつては、黒妻や固法達と仲の良い仲間であったが、彼の死亡(行方不明)によってビッグスパイダーが消えてしまうことに怯え、ビッグスパイダーを維持するために黒妻の雷名と武力を使い、組織を強引に纏め上げていた。結果的にはそれがビッグスパイダーの本質を変化させ、単なる能力者狩りの無法集団となる原因になってしまったが、蛇谷は蛇谷なりに自分の居場所や黒妻達との思い出を守ろうとしていた模様。 キャパシティダウンを用いて美琴と黒子を一度は圧倒したものの、黒妻と固法を交えての再戦時には、超電磁砲でそれを積んでいた自動車ごと真っ先に破壊される。仲間達は黒子の空間移動と固法の透視能力で武器を使用不能にされ、黒妻の鉄拳で沈黙。最後は、予め腹部に複数巻き付けていたダイナマイトで黒妻や美琴達を巻き込んでの自爆をちらつかせて脅すが、黒妻の制裁の拳を食らって倒された後、スキルアウト一斉摘発で突入してきた「警備員」達に拘束された。 タメゾウ 声 - 興津和幸 スキルアウトの1つ「ビッグスパイダー」のメンバー。 蛇谷の下でキャパシティダウンを用いて能力者狩りを行ない、キャパシティダウンの効果で身動きが取れなくなった婚后を襲おうとするが、通りかかった黒妻に倒されて気絶し、「風紀委員」に拘束される。
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