次亜塩素酸ナトリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 17:45 UTC 版)
次亜塩素酸を含む消毒薬(次亜塩素酸ナトリウム液)については、厚生労働省によって「次亜塩素酸を含む消毒薬の噴霧については、吸引すると有害であり、効果が不確実であることから行わないこと」とされている。また、厚生労働省は「感染予防に役立つ見込みがなく、濃度など条件次第では有害になりうるので使用はやめてほしい」と求めている。消費者庁と国民生活センターが運営している「事故情報データバンクシステム」には、次亜塩素酸ナトリウム噴霧液によるものと見られる健康被害に関する報告が寄せられている。 Twitterなどでは次亜塩素酸と次亜塩素酸ナトリウムを混同する書き込みが見られ、「次亜塩素酸水は次亜塩素酸ナトリウムを水で薄めたものだと思っていた」といった誤解も見られる。次亜塩素酸ナトリウムを含む漂白剤の製造メーカーにも「加湿器に使用できるか?」といった問い合わせが寄せられているという。メーカーは「たとえ水で薄めたとしてもアルカリ性が強い」としており、「加湿器などで霧状に噴霧された希釈液を吸い込むと、せき込んだり、呼吸器に異常をきたしたり、目に入ると失明のおそれもあります。また、機器の動作不良や故障の原因になる場合もあります」と述べ、注意喚起している。
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次亜塩素酸ナトリウム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 00:52 UTC 版)
1950年に認可を受け、食品用としては有効塩素量2~6%のものが市販されている。漂白剤としても使用されるが、黒ゴマを漂白して白ゴマとして販売されるおそれがあるため、ゴマへの使用は禁止されている。使用時に発がん物質のクロロホルムが生成されることが問題視されている。
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