概説・地理
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/23 06:00 UTC 版)
「ダブリン (オハイオ州)」の記事における「概説・地理」の解説
市域はデラウェア・フランクリン・ユニオンの3郡にまたがる。人口は38,909人(2006年推計)で、2000年国勢調査時の31,392人より23.9%増加している。市域は21.1平方マイルである。市域の境界外ではあるがダブリンの学区に含まれるエリアに居住している人口が多数あり、ダブリン学区内の人口は57,000人程度と見積もられる。 市内の東部を南北にサイオト川が流れる。ダブリン市のダウンタウンと言うべきオールドダブリンは、サイオト川に程近い市域の南東部の一角である。市の西側は農業地帯で、自動車関連工業の工場が点在する他は主に大豆・とうもろこしが大規模に栽培されている。 アイルランドの首都ダブリンの名を冠することからも解るように、同市はアイルランド系の移民によってつくられた村であった。1970年まではダブリンは、人口わずか681人の小さな村に過ぎなかったが、コロンバス都市圏の環状道路I-270の建設により人口が増加し、1987年に人口は10,000人を超えて市となった。現在でもセント・パトリックスデイのイベントが3月に、アイリッシュ・フェスティバルが8月に行われるなどアイルランドとのつながりを示すイベントが見られる。また、オールドダブリンにはアイリッシュ系のパブなどが存在する。 市のさらに北西に本田技研工業のアメリカ法人が拠点を置くメアリーズビルを抱え、コロンバス圏で最もそこに近いエリアであることもあり、現在のダブリンおよびその周辺には日本人の人口が多い。 同市は全米第2のハンバーガーチェーン、ウェンディーズの本社所在地である。また、アメリカ・プロゴルフ・PGAツアーの1つであるメモリアル・トーナメントの開催地としても知られている。
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