概要・社史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/08 08:32 UTC 版)
「幻の映画復刻レーベルDIG」の記事における「概要・社史」の解説
2012年、映像制作会社ディメンションの社員が「大手は手を出しにくくても、小回りが利く小所帯ならできることがあるはず」として社内レーベルを一人で発足させたのが始まりである。その後、約1年かけて大手映画会社の松竹と交渉し、2013年にレーベル第1作目となる曽根中生監督『博多っ子純情』(1978年公開)の初DVD化に成功する。このDVDはスマッシュヒットし、採算ラインを上回ったことから復刻事業を本格化させる契機となり、以後、制作プロダクションの倒産で権利関係が複雑化した未ソフト化作品や商業的成功にめぐまれず廃盤となり消えてった稀少作など「文化的に不幸な状態」にある幻の名作の映像ソフト化を精力的に続けている。 また復刻対象も青春映画、ピンク映画、カルト映画、テレビ映画、アニメ映画、喜劇映画、外国映画、自主映画、孤児映画、ドキュメンタリー映画まで非常に幅広く、あらゆるジャンルを越境した横断的な復刻スタイルが特徴的である。 レーベルコンセプトは「リバイバルの機会も滅多にない」「未ソフト化、未DVD化のために観られない」など様々な事情を持つ幻の作品を発掘し、見つけ出し、現存する最良の映像素材を使い、上品質のDVDという形で復刻すること。 これまで手がけた復刻作は2020年11月現在、93作品にのぼる。なお公式ホームページ上では復刻リクエストも受け付けている。
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