豊栄そよかぜ号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/28 17:25 UTC 版)
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豊栄そよかぜ号(とよさかそよかぜごう)は、広島県東広島市が豊栄地区で運行するコミュニティバスである[1][2]。2009年(平成20年)2月1日運行開始[3][4]。豊栄交通へ運行を委託している[2][5]。
概要
1987年(昭和62年)9月、広島県賀茂郡豊栄町(当時)の福祉バスとして「豊栄そよかぜ号」の名称で運行を開始し、豊栄交通が運行を受託してきた[4]。
豊栄町は2005年(平成17年)2月7日に東広島市へ編入合併され、東広島市豊栄町となったが、福祉バス「豊栄そよかぜ号」の運行は継続され、東広島市へ運行主体が引き継がれた。
豊栄地区の公共交通空白地域の解消等を目的として、既存の福祉バスを誰もが利用できるようコミュニティバス(乗合バス)に変更する形で、2009年2月1日より「豊栄そよかぜ号」の名称を引き継ぎコミュニティバスとして運行開始した[3]。運行は引き続き豊栄交通が受託している[4]。
運行内容
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- 65歳以上の高齢者には10枚綴り2,000円の割引乗車券がある。
路線
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2011年3月12日改正時点で、以下の路線がある。
- 吉原線
- 豊栄支所前 → 豊栄診療所入口 → 豊栄 → 東元町 → 伊尾集会所前(月曜)/峠田(木曜) → 西中 → 兼石 → 吉原公民館入口 → 神村センター前 → 光原 → 吉原公民館入口 → 下り松上 → 西中 → 峠田(月曜)/伊尾集会所前(木曜) → 東元町 → 豊栄 → 豊栄診療所入口 → 豊栄支所前
- 月曜・木曜のみの運行。月曜と木曜で一部経由順序が変わる。
- 能良線
- 豊栄支所前 → 豊栄診療所入口 → 豊栄 → 東元町 → 助谷上 → 中村谷集会所前 → 和田中 → 宇根 → 日南上 → 能良西
- 能良西 → 日南上 → 宇根 → 和田中 → 中村谷集会所前 → 助谷上 → 豊栄 → 豊栄診療所入口 → 豊栄支所前 → 豊栄 → 東元町
- 月曜・木曜のみの運行。
- 安宿線
- 豊栄支所前 → 豊栄診療所入口 → 豊栄 → 東元町 → 助谷上 → 中屋上 → 和田中 → どんどん淵峡上 → 境橋上
- 境橋上 → どんどん淵峡上 → 和田中 → 中屋上 → 助谷上 → 豊栄 → 豊栄診療所入口 → 豊栄支所前 → 豊栄 → 東元町
- 月曜・木曜のみの運行。
- 清武西線
- 東元町 - 豊栄 - 豊栄支所前 - 豊栄診療所入口 - 乃美交差点 - 北組集会所 - 別府口 - 別府 - 後谷上 - 米山集会所 - 農村公園前
- 火曜・金曜のみの運行。
- 飯田線
- 東元町 - 豊栄 - 豊栄支所前 - 豊栄診療所入口 - 乃美交差点 - 賀茂北高校入口 - 乃美八幡宮前 - 別府口南 - 下別府 - 後谷下 - 飯田
- 火曜・金曜のみの運行。
車両
- 銀色のジャンボタクシー車両(トヨタ・ハイエース)を使用している[1]。
- 車両はバス事業者が保有する事業用自動車(緑ナンバー車)である[1]。
- 過去には、吉原線・能良線・安宿線は定員29人のマイクロバス(日野・リエッセ、三菱ふそう・ローザ)、清武西線・飯田線は定員10人のジャンボタクシーを使用していた。
東広島市のコミュニティバス
東広島市では「のんバス」の他にも、市町村合併により現在の東広島市が成立する以前の各町の町域で、コミュニティバス等を運行している[6]。
脚注
- ^ a b c 地域公共交通-コミュニティバス等- 東広島市
- ^ a b 豊栄そよかぜ号 豊栄交通、2022年7月18日閲覧。
- ^ a b 東広島市の公共交通施策について 報告書 東広島市[リンク切れ]
- ^ a b c 会社概要 - 社史 豊栄交通
- ^ 東広島市における現況課題 p.7「減少する公共交通利用者 - 地域公共交通利用者数の推移」、東広島市、2020年(令和2年)、2022年7月18日閲覧。
- ^ 地域公共交通-コミュニティバス等- 東広島市、2025年2月28日閲覧。
関連項目
- 東広島市#コミュニティバス等
- 豊栄交通 (広島県) - 運行受託事業者
- 日本のコミュニティバス一覧#広島県
外部リンク
- コミュニティバス ‐地域公共交通- - 東広島市
- 豊栄そよかぜ号 - 豊栄交通
- 豊栄そよかぜ号のページへのリンク