棒道とは? わかりやすく解説

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棒道

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/03 07:57 UTC 版)

棒道(ぼうみち)は、武田晴信(信玄)が開発したとされている軍用道路。八ヶ岳南麓から西麓にかけての甲信国境(甲斐国山梨県)と信濃国長野県)の境)を通る。甲斐国北西部の逸見筋(現在の北杜市域)にあたる山梨県北杜市(旧北巨摩郡小淵沢町長坂町)や長野県富士見町には現在でも上の棒道、中の棒道、下の棒道の三筋が残されており、それぞれ市・町指定の史跡となっている。地元では信玄棒道と呼ばれており、「棒道」の由来は、荒野にまっすぐ一本の棒のように存在していたので棒道と呼ばれるようになったとされる。別名は大門嶺口(だいもんどうげぐち)。


  1. ^ 原本は個人所蔵。『戦国遺文』、『山梨県史』資料編4県内文書、『信濃史料』第11巻などに収録、『茅野市史』資料集中世には写真図版が収録。
  2. ^ 丸島 2015, p. 440.
  3. ^ a b 『甲斐道をゆく』、p. 14
  4. ^ a b 山本 1988.
  5. ^ 甲府市史編さん委員会『新編武田氏文書目録』(1985年)
  6. ^ a b 小淵沢町『小淵沢町誌 下巻』1983年 p.388
  7. ^ 八ヶ岳 信玄棒道ウォーキングマップを配布中です♪(ほくとナビ、2018年)


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