梅酒

お酒・飲料大辞典

梅酒

＜梅酒のつくり方＞ ・ 青梅（実が固く傷がないもの）1キログラム ・ 砂糖（氷砂糖・白糖・ザラメ・グラニュー糖など）500グラム ・ ブランデー果実の酒（ホワイトリカー果実の酒用）1.8リットル 青梅は水で洗い水分をよく拭き取り、広口瓶に梅と砂糖を交互に重ね、ブランデー（ホワイトリカー）を注ぎ入れます。3ヶ月位で飲み頃になりますが、1年以上ねかせるとさらにコクが増しておいしくなります。梅は4〜5ヶ月位で取り出します。 ※（1） 一般的には分かりやすい値で、梅1キログラムに対して砂糖1キログラムと言われますが、砂糖500グラムでも梅のエキスは十分抽出されます。お好みにより量の加減をして下さい。また、はちみつを加えても一味違う味わいが楽しめます。 ※（2） 氷砂糖は時間をかけて徐々に溶解し、砂糖は比較的早く溶解するという違いはありますが、最終的な果実酒の仕上がりは変わりありません。 ※（3） ウイスキーやブランデーを使用すると、梅酒の味わいにはそれぞれの酒の特徴が加わり、さらにまろやかな味わいになります。ウイスキーはやや辛口、ブランデーはやや甘口の仕上がりになります。 ワインはアルコール度数が低すぎるため、抽出率が低く、また微生物管理の問題もあるので、あまりお勧め致しません。 アルコール度数が20度では梅エキスが抽出されにくいのです。35度程度で浸けると梅のエキスもよく抽出されますし、梅からも水分が出るので適度なアルコール度数に仕上がります。 ※（4） ぺットボトルは通気性があるので、密閉性のあるガラス容器で浸けた方が風味の良い梅酒ができます。