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現代俳句データベース(俳句)
現代の名俳句について、作者や季語、出典などの情報を記載したデータベースです。 提供 現代俳句協会 URL http://www.gendaihaiku.gr.jp/index. shtml |
現代俳句データベース(俳句) のさくいん
「が」から始まる用語のさくいん
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- がぷ
- がぺ
- がぽ
- が(アルファベット)
- が(タイ文字)
- が(数字)
- が(記号)
- 月光の畳を歩く浮力かな
- 月光の象番にならぬかといふ
- 月光のたばしる稲を刈りにけり
- 学校のチャイム鳴り聞え夏静か
- 月光のつきぬけてくる樹の匂ひ
- 月光の天門教会猫入りゆく
- 学校の隣りは本屋啄木忌
- 月光のどの石垣も蛇ねむる
- 月光のはじめ大魚のきしみかな
- 月光の茗荷の花となり騒ぐ
- 月光のやがて聖徳太子かな
- 学校の柳が髪を振り乱す
- 月光の乱舞はじまる海蝕地
- 月光はあまねし家庭内離婚
- 月光は紙吹雪なり失語症
- 月光は川原伝ひに雛の家
- 月光は凍りて宙に停れる
- 月光は靄に蘆花庵あやめ咲く
- 月光踏む誰にも明日はわからない
- 学校へ一里は歩く竹の秋
- 月光へ押し出せば鳴る乳母車
- 学校へしづかなる坂桃熟れる
- 月光へ目覚めて繭の中にあり
- 月光ほろほろ風鈴に戯れ
- 月光もまた積もるもの草千里
- 月光や葦の繁りの中も葦
- 月光や海の匂ひの花田兄
- 月光やおのれとあそび藤たちは
- 月光や涅槃仏の足の胼胝
- 月光や橋渡りくる鍛冶の音
- 月光や亡夫の口笛犬呼べり
- 月光を幾重にも着て透きとほる
- 月光を液体として象あそぶ
- 月光を炎えさかのぼる海の蝶
- 月光をこぼさぬように水を張り
- 月光を堪え忍ぶ山ここへ来い
- 月光を手繰れる卒都婆小町かな
- 月光を束ねすこんと母でいる
- 月光をのせて来し蛾のうすみどり
- 月光を呑みこんでゐるマンホール
- 学校をはみ出す桜海に舞う
- 月光を払ひはらひて蛇穴に
- 月光をふめばとほくに土こたふ
- 月光を纏いてきたる通夜の僧
- 月光をもて一湾を暗くせり
- 月山に速力のある雲の峰
- 月山の子狐跳べる良夜かな
- 月山の木霊と遊ぶ春氷柱
- 月山の見ゆと芋煮てあそびけり
- 月山や千載あそぶ冬の眉
- 合掌の片手は藪蚊打つ構へ
- 合掌の村に無口な濁り酒
- 合唱の天心雪の華育つ
- 合掌は炎のかたち小鳥来る
- 合掌も遊びも花の政宗廟
- 合掌を背にこきりこの深む秋
- 合掌を解かぬ老母に風鈴鳴る
- 月天心家のなかまで真葛原
- 月天心古代金貨に表裏
- 月天心床几の影のなかりけり
- 月天心ちぎってパンを山にする
- 月天心もとにはちょっともどれない
- 月天心見えるもの皆美しき
- 月日とはうつくしきもの寒卵
- 月日の翳のかもめとなりゆけり
- 合併に消えゆくよき名蕗のとう
- 合併の賛否両論山笑ふ
- 合併の市長選挙や風疼く
- 合併の空がつながる赤のまま
- 合併の町に大凧ゆらりかな
- 我庭の良夜の薄湧く如し
- 画展出て点描の森落椿
- 我生の今日の昼寝も一大事
- 我にある富と云ふもの冬の桐
- ガニ股に歩いて今日は父の日か
- 我に向く鼻面ぐつと馬肥ゆる
- 牙のごと枯枝突き出仏生会
- 蛾の微光おのれ昂り母寝落つ
- 蛾のまなこ赤光なれば海を恋う
- 我は古希ふらここの孫9歳なり
- 画鋲ひとつ枯木に光り学園祭
- 蟇歩く到りつく辺のある如く
- 蟇あるく大きくゆるく爆音下
- 蟇うしろの正面誰も居ず
- 蟇瓦礫の奥で哭く
- 蟇消える昭和を生きている
- 蟇棲むや憶うや己の幾星霜
- 蟇千年待つよずつと待つよ
- 蟇誰かものいへ声かぎり
- 蟇ないて唐招提寺春いづこ
- 蟇鳴くやカフカはわれを置き去りに
- 蟇の腹王を呑んだる力かな
- 蟇轢かれやがていつもの土となる
- 蟇不動闇崩るるを恐れをり
- 蟇またぐときごうごうと耳鳴りが
- 蟇ものぐさにしてものおもひ
- 蟇闇のつづきの山負うて
- がまぎつちよ辺りに音符ふえてくる
- 蟇口の賽銭を選る万愚節
- がまずみの花に揺蕩う日の驕り
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