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現代俳句データベース(俳句)
  現代の名俳句について、作者や季語、出典などの情報を記載したデータベースです。 提供 現代俳句協会 URL http://www.gendaihaiku.gr.jp/index. shtml |
現代俳句データベース(俳句) のさくいん
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- お(アルファベット)
- お(タイ文字)
- お(数字)
- お(記号)
- お別れは雛の祭りほの明り
- 老鴬や珠のごとくに一湖あり
- 老鴬や煖炉は灰をつめたうす
- 老鴬や泪たまれば啼きにけり
- 追いかけてくる子等もなし冬の蝶
- 追い風にならぬ静けさ鬼やんま
- 老いが騎る鹿ゆるぎなく柿の花
- 老いがたし炎昼の街に立ち読みし
- 老木の芽吹き強さと優しさと
- 老いしかと呟く日暮れ冴返る
- 老いし身にいつか童心寒雀
- 老い支度秋思を真ッ先に捨てる
- おいそれと鶯啼くな納豆掻く
- 老い確かもろく崩るる霜柱
- 生い立ちを易易おしえ黄落す
- 老いた母人恋しさを毛糸編む
- 老いたるや散歩の犬も夏負けす
- 老いたれば人より早く冬が来る
- 追炊きのよう山茱萸が咲く日ぐれ
- 老いて来し昭和一桁針供養
- 老いてこそ気概持ちたし桜桃忌
- 老いてこそなほなつかしや雛飾る
- 老いて子に従わぬ母牡丹咲く
- 老いて尚雛の眼差し美しと見る
- 老いてなどをれぬ椋鳥来る雨が漏る
- 老いてなほ父は大足雪下す
- 老いては子に従いながらの年用意
- 老いてゆく恋人よ葡萄棚の下
- 老いてより草矢よく飛ぶ不思議かな
- 老いという着陸地点犬ふぐり
- おいと肩押されて桃の咲いてゐる
- 老いながら鴉で通す五月盡
- 老いながらつばきとなつて踊りけり
- 老いぬまに見む紫蘇色のしその花
- 老いぬれば股間も宙や秋の暮
- お祈り長し葉付き大根持ったまま
- 老いは花野のかくれんぼうのごときかな
- 老い母の膕見える夏の家
- 老い早し立ち止まりたし花の山
- 老いひとり 病みしんしんと草城忌
- 老松に一笛ひびく能始
- 老松や雲やふたりの男の香
- 老いゆくを罪と思はず百日紅
- 老樂は掟の如く霞汲む
- 奥入瀬を拔け来し田水落しけり
- 花魁草庶民の道に咲いてくれ
- 老いるとはかくもけだるき半夏生
- 老いるとは父に似しこと牧水忌
- 老いるとはそこはかとなき小夜時雨
- 追分本陣は焼けて終ひし雪女郎
- 老いを伏せ蓼食う秋の男かな
- 会ふ縁訣るるえにし小鳥来る
- 桜花十五歳の接吻遠くなり
- 翁かの桃の遊びをせむと言ふ
- 櫻花論ひとり二人と飯にゆく
- 往還になほ寒さ捲く実朝忌
- 横臥の老女空には滅多矢鱈の線
- 奥鬼怒へ東武で逃げる師走かな
- 王宮へ喇叭が鳴るよ秋高し
- 扇風器大き翼をやすめたり
- 王義之の真筆に逢ふ冬ともし
- 扇ひたひた衿を開いて風差して
- 甌穴によびよせられて時雨ふる
- 王権の凪の底にて深呼吸
- 黄金週間泣いてみるのもひまつぶし
- 黄金田の方へ曲がりし鼓笛隊
- 黄金の入り日翳して帰り舟
- 黄金の蓮へ帰る野球かな
- 王さまの耳のはみ出す耳袋
- 奥州一之宮津波の後の水すまし
- 奧白根かの世の雪をかがやかす
- 終ふ生命生るる生命春の雨
- 奥そこに青い灯ゆれる桜桃忌
- 横たはる五尺の榾やちょろちょろ火
- 横ちやくな物売電話春の蠅
- 王朝の物語より雲母虫
- 横転車蜜柑手にして見たるかな
- 夫在れば喜びそうな初鰤よ
- 夫癒えて寝息ととのう花月夜
- 夫逝きて月日の淡し花八つ手
- 夫逝きぬちちはは遠く知り給はず
- 夫逝く綻び初めし花のころ
- 桜桃忌椅子に甘えている男
- 桜桃忌男の好きなパラドックス
- 桜桃忌せめて色付きシャツを着て
- 桜桃忌玉川のみず潺潺と
- 応答に間のある家や目借時
- 桜桃もなく逃避もなく生きている
- 王と浮塵子へ軽重ひかりは楽伴ふ
- 夫けなすわたしと義母の胡瓜もみ
- 夫逝つて留守居のやうな端居かな
- 凸凹の多き顔かな雪降り積む
- 夫と我老いゆく家や浮いて来い
- 夫と子をふつつり忘れ懐手
- 夫とゐて冬薔薇に唇つけし罪
- 夫に母ありて折れ座る卯木
- 夫に影少し重ねて十三夜
- 夫にして悪友なりし榾を焼く
- 夫寝し雪女郎の玻璃戸打つ
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