栄18号系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 02:36 UTC 版)
「名古屋市営バス猪高営業所」の記事における「栄18号系統」の解説
起点主な経由地終点本栄 矢場町 鶴舞公園北口 塩付 川原通 杁中 妙見町 ←← 栄から鶴舞公園北口までは大通りを行くが、そこから先は一転して弁天前までは飯田街道(愛知県道56号名古屋岡崎線)の一車線しかない通りを縫うように走る系統である。沿線に名古屋大学医学部付属病院(通称名大病院)や名古屋第二赤十字病院(通称八事日赤)があり、名古屋の市バスで最初にノンステップバスの運行を開始した系統である。2003年12月までは那古野営業所の担当であった。 この系統は1998年までは〔50〕と名乗り、次のような路線であった。 [A]:名古屋駅 - 栄 - 矢場町 - 鶴舞公園北口 - 山中 - 妙見町 [B]:名古屋駅 - 栄 - 東新町 - 鶴舞公園北口 - 阿由知通2 - 御器所通 - 山中 - 妙見町 [C]:名古屋駅 - 栄 - 東新町 もともとは[A]と[B]のみであったが、1989年の桜通線開業により〔幹線15〕(名古屋駅 - 桜通大津 - 高岳町(現:高岳) - 東新町 - 栄 - 名古屋駅)が廃止になったため、そのうちの桜通線とかぶらない部分を残す意味で[C]が新設された。その後、御器所営業所の一時閉所による猪高営業所への移管に伴い、[B]は山王通(名古屋市道山王線)を経由しなくなった。 1998年の再編で名古屋駅 - 矢場町は新設の都心ループとかぶるためにそちらに譲る格好となって[A]が栄までに短縮する形で現在の路線となった。なお[B]は廃止されたが、[C]は都心ループが朝のラッシュ時は運行されないこともあってこれを補完する意味で生き残り、現在は〔名駅16〕を名乗っている。 なお、御器所営業所担当時代は入庫の関係で最終の一本のみが杁中止まりであった。 因みに開設当時は〔42〕を名乗っていたらしいが、[A]・[B]は病院正門前(現・名大病院)・八事日赤病院バス停のほか多くの医療施設の前を通り、死に番では縁起が悪いという理由で、1958年の再編時に系統番号が〔50〕に変更されたといわれている。 一部時間帯を除き毎時2本程度運行されていたが、2021年4月2日ダイヤ改正において減便となり、日中40分間隔となった。
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