松戸車両センター我孫子派出所
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「松戸車両センター」の記事における「松戸車両センター我孫子派出所」の解説
1971年2月、常磐線複々線化に伴い増備された車両を収容するため、我孫子電留線(後の松戸電車区我孫子派出所)として開設された。電留線の工事は1968年9月に工事計画書が認可されると、直ちに用地買収を開始し同年12月に路盤工事から着手したが、当地は妻子原遺跡があったため、1969年2月から6月まで埋蔵文化財の発掘調査が行われた。用地内には旧水戸街道の第5浜街道踏切と市道の利根山踏切が存在していたが、1970年4月30日に踏切を廃止し、それぞれ船橋我孫子線架道橋、利根山架道橋として立体交差化された。1970年9月に下り本線を車両センターの北側を通る線路に切替え、1971年2月4日に収容100両分の使用を開始した。残工事を行い、同年4月20日に車両収容270両、検修線 - 4線40両分、洗浄線 - 1線10両分、機械洗浄台 - 1基の規模で使用を開始した。 1987年、快速電車15両化と緩行電車の車両数増加に対応するため、有効長延伸するとともに不足する電留線を増設などの改良を行った。 2018年現在、敷地面積9万6000平方メートル、線路長8,117mの規模で線路の並ぶ西側は留置線で16線ある。作業用デッキを備える東側部分が洗浄線で、天王台駅側の東端部に車両洗浄装置を備えている。
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