東映ポルノの展開とは? わかりやすく解説

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東映ポルノの展開

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/24 04:49 UTC 版)

大奥(秘)物語」の記事における「東映ポルノの展開」の解説

本作はレズシーンなどエロ要素もあるが、女性の裸があるわけではない東映専属女優で脱ぐのは三島ゆり子ぐらいしかいなかったためで、岡田この後も『続大奥物語』や『尼寺物語』といった「マル秘シリーズ」を自らの発案仕掛けていくがどちらも不入りに終わる。「中途半端なことしてたからアカンのや」と、敗因は裸が少ないからと分析し回り反対押し切り岡田右腕天尾完次プロデューサーに「ピンク映画女優大量に引き抜いて来い」と指示しメジャー映画会社として初めて、東映専属ではないピンク女優大量投入して石井輝男に撮らせたのが1968年の『徳川女系図であった当時大蔵映画国映などの独立プロこうしたエロ映画製作していて大手五社手を染めることは大きな抵抗感があったが、岡田易々と一線越えピンク路線に舵をきった。石井当時網走番外地シリーズ』を手掛けていたが、もう飽き飽きしていて「何か別の事をやらせてください」と岡田要請応えた詳細東映ポルノ参照徳川女系図』は3000万円の製作費でたちまち一億円以上稼ぎ石井その後ヌードセックスだけでなく、拷問処刑等、グロテスクな描写取り入れ異常性愛路線」としてエログロエスカレートさせた。"岡田チルドレン"鈴木則文内藤誠関本郁夫牧口雄二らもその流れ加わり東映多くピンク映画量産していく。東映ポルノたくさんのジャンルエロ映画量産したが、「エロ大奥」も1969年残酷・異常・虐待物語 元禄女系図』(石井輝男監督)、1972年徳川セックス禁止令 色情大名』、『エロ将軍と二十一人の愛妾』(鈴木則文監督)など、エロパワーアップ興行的に成功し1977年関本郁夫監督の『大奥浮世風呂』まで製作が続いた一方テレビドラマ版大奥』が硬い内容女性受けたため、これと同じ1968年岡田は『大奥絵巻』という、出演者は大体同じメンバー硬い内容の「大奥もの」を映画一本制作している。しかし興行的に今ひとつで、硬い内容の「大奥もの」映画この後製作しなかったが、テレビドラマでは『大奥』の後、『大坂城の女』(1970年)、『徳川おんな絵巻』(1970年)と連作され、これらは「大奥シリーズ3部作」と呼ばれた

※この「東映ポルノの展開」の解説は、「大奥(秘)物語」の解説の一部です。
「東映ポルノの展開」を含む「大奥(秘)物語」の記事については、「大奥(秘)物語」の概要を参照ください。

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