東京大学教授時代(理化学研究所兼務)
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「岡田康志」の記事における「東京大学教授時代(理化学研究所兼務)」の解説
2016年5月、理化学研究所のチームリーダーと兼務のまま、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻・教授に着任。2017年10月に設置された東京大学国際高等研究所ニューロインテリジェンス国際研究機構にも主任研究者として参加している。さらに東京大学大学院理学系研究科生物科学専攻・教授も兼任し、同研究科の生物普遍性研究機構でも計測部門のメンバーを務めている(2020年現在)。 2019年には、岡田が領域代表を務める新学術領域研究(研究領域提案型)の科研費研究「情報物理学でひもとく生命の秩序と設計原理」が採択される。「生命現象の情報物理学」の確立を目指したもので、期間は5年間。3つのグループによる7件の計画研究と25件の公募型研究が展開され、領域全体の経費は採択段階の資料で11億5千10万円。岡田自身は「ゆらぎと応答の基本限界から探索する生体分子の設計原理」のテーマを担当している。 2020年、東京大学大学院医学系研究科 分子細胞生物学専攻の教授に就任し、細胞生物学・解剖学講座で細胞生物学を担当している。また、理化学研究所では、連携講座の招へい教授として大阪大学の大学院生を受け入れている。さらに2021年からは、科学技術振興機構CRESTの戦略目標「『バイオDX』による科学的発見の追究」における「データ駆動・AI駆動を中心としたデジタルトランスフォーメーションによる生命科学研究の革新」の研究総括を務めている。
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