東京乾電池のコーナー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 05:36 UTC 版)
「笑ってる場合ですよ!」の記事における「東京乾電池のコーナー」の解説
劇団東京乾電池(柄本明・ベンガル・綾田俊樹・高田純次・小形雄二・岩松了・田岡美也子・松金よね子・角替和枝)によるコントコーナー。番組スタート時から1982年3月までは「日刊乾電池ニュース」が毎日行われていたが、1982年4月のリニューアル以降は月・水・金曜日に新企画が開始され、乾電池ニュースは火・金曜日のみとなった。東京乾電池は拠点にしていた渋谷ジァン・ジァンがある公園通りに、長い観客の列が出来ていたことに目を付けたフジテレビのスタッフが劇団ごと起用。座長の柄本明は既に俳優業が多忙で出演しなかったが、他のメンバーはほとんど全員が出演した。演劇ファンの間では人気があったとはいえ、全国的な知名度はないに等しかったが、空前のお笑いブームで、B&Bやツービート、紳助・竜介といったパワフルな芸人に混じりつつ、東京乾電池は、時事ネタをもとにした寸劇をそれぞれの得意な笑いのトーンで展開して知名度を上げていった。「桶川、北本、鴻巣!」と叫ぶ「桶川コール」など、当時の漫才師や、それ以前に流通していたザ・ドリフターズやクレイジーキャッツなど、音楽を経由したものとも異なる笑いを浸透させ、徳永京子は「『笑ってる場合ですよ!』が1980年にスタートしたのは、80年代の演劇を示唆する出来事だった」と評している。 後番組『笑っていいとも!』にも東京乾電池メンバーや、劇団東京ヴォードヴィルショーが、同様に出演している。 月曜日:日刊乾電池ニュース - 乾電池メンバーと大橋恵里子(後期は大滝裕子、北川まゆみ)が演じる時事コント(かつてこの枠で放送されていた『おとなの漫画』と同形式)→月曜のれん劇場 火曜日:日刊乾電池ニュース 水曜日:日刊乾電池ニュース→ベンガルの交番日記 木曜日:日刊乾電池ニュース 金曜日:日刊乾電池ニュース→笑ってる一家 - 乾電池メンバーと桂木文によるヤクザ一家のコント。
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