木下_(印西市)とは? わかりやすく解説

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木下 (印西市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 07:12 UTC 版)

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日本 > 千葉県 > 印西市 > 木下 (印西市)
木下
木下駅南口
木下
木下の位置
北緯35度50分25.9秒 東経140度8分56.4秒 / 北緯35.840528度 東経140.149000度 / 35.840528; 140.149000
日本
都道府県 千葉県
市町村 印西市
地区 木下地区
標高
6 m
人口
2017年(平成29年)10月31日現在)[1]
 • 合計 1,680人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
270-1326[2]
市外局番 0476[3]
ナンバープレート 習志野
※座標・標高は幸町集会所ことぶき会館付近

木下(きおろし)は、千葉県印西市大字郵便番号270-1326[2]

近世には利根川に面した河港河岸)として木下河岸が置かれ、江戸と利根川下流地域を結ぶ交通・物流の要衝として栄えた土地である。

地理

北は茨城県利根町布川、北東は竹袋、東は木下東、南東は竹袋、南は木下南、南西は竹袋、西は大森に隣接している。

小字

小字は以下の通り[4]

  • 池田(いけだ)
  • 平台(ひらだい)
  • 金戸(かねど)
  • 大下(おおしも)
  • 木下町並(きおろしまちなみ)
  • 樽場(たるば)

歴史

江戸時代竹袋村であり、下総国印旛郡のうち、印西領、印西筋に属す。もと竹渓村、1616年(元和2年)から竹袋村となったともいう。

1663年(寛文3年)から幕府領、1698年(元禄11年)から旗本阿部氏・三枝氏の相給、1701年(元禄14年)から佐倉藩領、1723年(享保8年)から淀藩領。村高は、「元禄郷帳」547石余、「天保郷帳」「旧高旧領」ともに535石余。

1723年(享保8年)「淀領郷村帳」によれば、小物成として夫役1貫254文余・百姓林銭永1貫730文・船役銭12貫254文・木下河岸運上永10貫文・糠藁代永250文・山銭鐚12貫374文を上納(田辺家文書)。

1772年(明和9年)指出帳写によれば、反別田33町1反余・畑屋敷9町2反余・新田14町7反余・新畑18町9反余、ほかに山畑20町3反余・百姓林34町余、米積場・諸荷物附揚附下場があり、茶船20・小船12・酒屋通船1・渡場馬渡船1など、家数191・人数708、馬70(吉岡家文書/県史料下総)。

また木下河岸では銚子方面から鮮魚が陸あげされ、江戸へ向けて輸送された。1679年(延宝7年)からは、鹿島・香取・息栖の三社参詣に、同河岸からの木下茶船が活躍した。

1873年(明治6年)千葉県に所属。神社は稲荷神社など。寺院は天台宗三宝院(印旛郡誌)。1889年(明治22年)木下村の大字となる[5][6]

年表

世帯数と人口

2017年(平成29年)10月31日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

大字 世帯数 人口
木下 806世帯 1,680人

施設

交通

鉄道

道路

文化財

脚注

  1. ^ a b 印西市の人口と世帯数”. 印西市 (2017年11月2日). 2017年11月13日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2017年11月13日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年11月13日閲覧。
  4. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201 1449頁
  5. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201 530頁
  6. ^ a b 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201 531頁
  7. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 12 千葉県』、角川書店、1984年 ISBN 4040011201 303頁
  8. ^ 木下貝層(印西市)
  9. ^ 木下万葉公園(印西市)

関連項目


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