有名人100枚の絵でつなぐ カンボジア学校建設プロジェクト
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「行列のできる相談所」の記事における「有名人100枚の絵でつなぐ カンボジア学校建設プロジェクト」の解説
2007年の年末頃の放送で紳助のトークから企画が始まった。趣旨としては、カンボジアでは貧困で学校の校舎はボロボロで、教科書も3年生までのものしか与えられないという、劣悪な教育状態の中子供達がそれでも楽しく貴重に勉学に励む姿を見て、行列メンバーは勿論、各界の著名人約100人が描いた100枚の絵(など)を出品してもらい、一般視聴者の中から選ばれた人たちによるチャリティオークションを行って、その経費を引いた利益で新校舎を建てようというものであった。また、この手のチャリティー企画にありがちな、オークションを行って学校を建てて終わりというものではなく、その後も不定期ではあるが近況報告や市原隼人、小林麻央ら出品者が訪ねるロケ等が番組内で継続的に行われていた。第2弾としてカンボジアで農業を伝えることで貧困から脱却するプロジェクトも行われた。紳助引退後は近況などに一切触れられていなかったが、2018年5月20日放送分で北村が10年ぶりに現地を訪ね、当時の生徒とも再会した。学校は現在も存続し、後者も木々が成長するなど周りの変化はあったものの、建物はすべてきれいなまま残っており、さらに10年前は原野だった学校の周囲は見違えるほど栄えていた。 100枚の絵の多くはポストカードにして一般に販売されたり、展示されたりしていた。 2008年5月11日 - 5月25日の3週間の3放送は、通常の法律相談ではなく、上記のカンボジア学校設立の為の資金として各界著名人の描いた絵を売って募金するオークションの模様を放送した。5月11日の視聴率は26.4%と2000年代以降のバラエティ番組としてはかなり異例の高視聴率をマークした。しかも、予想以上の高値で買い取られた絵もある。最終的な買い取り総額は46人で5076万2000円。最高額は紳助の絵で500万円だった(一部の放送は『日テレ55周年特別番組』として別番組扱いで放送された)。 11月23日の放送では、実際に建った学校が紹介され、校章として吉田すずかの図案のアクビちゃん調のキュートなイラストが校舎の壁に掲げられていた。 テーマソング:一青窈『はじめて』 オープニングアニメーション:吉田すずか
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