曽代用水
用水路 | 疏水の概要 | |
■疏水の所在 岐阜県の中央部に位置し、関市、美濃市の2市にまたがる。 ■所在地域の概要 南北に東海北陸自動車道が縦走し、東西は、東海環状自動車道が走り、経済発展に大きく寄与している人口約122,000人を擁する 地である。 ■疏水の概要・特徴 当用水は、長良川の河床が低く、本川からの取水は出来ず、小渓谷からの渓流水に頼っていたため、毎年干ばつの被害を受け、収穫は極めて少ないものであった。このような地域に利水の施設ができなかった理由としては、徳川幕府制度が上げられる。その当時、尾州中納言領上州館林宰相領、旗本、大島の采地と竜泰寺領があって、各藩が互いにけん制し、従党を組むことを予防したようである。そればかりでなく、階級制度も厳しく、権力も天領の住民、旗本采地の順になっていて、各部落ごとに団結し、その間にあきれつの絶えることのない社会情勢であった。このような時代では貧困にあえぐ住民を救うためとはいえ、数ヶ村にまたがる水利施設を開設し、広大な山林原野を開こんするような大計画は至難であった。 |
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