時の変革者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/19 09:40 UTC 版)
「シグマ ハーモニクス」の記事における「時の変革者」の解説
ディクソン 声 - 稲田徹 「逢魔人」と呼ばれる強力な逢魔で、同じく逢魔人であるクリスティと恋人同士のように振る舞っている男。今回の事件の首謀者の一人。大時計に封印されていたが、何者かに解き放たれ、黒上家滅亡の歴史を生み出すべく事件を起こす。最後は自ら犯人に憑依して黒上家を全滅させる事件を起こすも、事件の謎を解き明かしたシグマ達に追い詰められ、逢魔「ラウドバンコラン」へと変身してネオンと戦いを繰り広げた末、倒される。その後、同じく敗北したクリスティと共に再び封印された。 クリスティ 声 - 能登麻美子 「逢魔人」と呼ばれる強力な逢魔で、同じく逢魔人であるディクソンと恋人同士のように振る舞っている女。今回の事件の首謀者の一人。ディクソンが倒された後は激しい復讐心に憑りつかれ、最後の事件を起こす。対決時は逢魔「ミス・エルキュル」へと変異して襲い掛かるも、調律の所為で本来の力を出せずネオンに敗れ、大時計の中でディクソンと再会を果たし、共に再び封印された。二人とも逢魔人の中ではまだ若く、比較的力も弱い部類とされる。 法水 麟(ほうすい りん) 声 - 福山潤 本来の歴史における麟。黒上家滅亡の真の首謀者。戦時中、法水の研究者が偶然生み出した逢魔と人間のハーフの兄妹の片割れであり、その存在を標として逢魔が現世に溢れ出し、やがて世界は滅亡へと向かう。黒上家ら使い人は歴史を変える事で平和な世界を取り戻すも、法水兄妹は依然として世界に存在し続け、それだけで世界に歪みを生んでしまっていた。その為、二人は大時計に封印されるが、後に生まれた法水シグマが気まぐれで自身のオリジナルの封印を解いてしまう。自分達を封印した黒上家への復讐に燃える麟は、妹の命を犠牲に時を渡り、逢魔人等と共謀して今回の事件を起こした。尚、妹の方は病弱で、兄ほどの力は持っていなかったとされる。 最後の事件を解決したシグマの前に現れるも、ネオンのいない世界を認めなかったシグマが行った再構築に飲まれ、消滅した。エピローグでは彼のものらしき声が聞こえるが詳細は不明(用語集ではシグマが望めばそこに「彼」や「彼女」もいるとされている)。
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