はる‐の‐こころ【春の心】
春の心【ハルノココロ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第8380号 |
登録年月日 | 2000年 10月 4日 | |
農林水産植物の種類 | かきつばた | |
登録品種の名称及びその読み | 春の心 よみ:ハルノココロ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2003年 10月 7日 | |
品種登録者の名称 | 古橋壽雄 | |
品種登録者の住所 | 愛知県豊橋市老津町字岩塚107番地の2 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 古橋壽雄、小笠原亮 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「御所紅」に育成者所有の紅花系在来種を交配して育成されたものであり,花は三英,大垂れ咲きの濃赤味紫色で,鉢物,庭園及び花壇向きの中輪種である。草型は直立,草丈は低である。茎の太さは太,長さは長,色は緑,節間長は中である。葉の全体の形は長刀形,先端の形は内曲,垂れ具合は0,葉身長及び葉身幅は中,成葉の色は黄緑,苞の色は緑の地色に紅紫のふちどりである。花形1は大垂れ咲き,花形2(花弁数からみた花形)は三英,大きさは中,外花被及び内花被の花色パターンは単色,脈の明瞭度は明瞭である。外花被の全体の形は楕円形,先端の形は鈍形,基部の形は鋭形,内花被の全体の形は披針形,先端の形は鋭形,基部の形は楔形である。花被のよじれは弱,波打ちは無,反転は弱,外花被の長さ,内花被の長さ及び外花被の幅は中,内花被の幅は狭である。外花被の地色は濃赤味紫(JHS カラーチャート8907),内花被の地色は浅赤味紫(同8910),目の大きさは中,色は黄緑,花被表面の弁質は平滑である。花柱の形は整形,ずい片の大きさは中,先端の切れ込みは無,雄ずいの発達は正常,花糸の色は紫,葯の色は浅黄,茎頂につく花数は3以上である。開花の早晩は早である。「紅扇」及び「玉の緒」と比較して,外花被の地色が濃赤味紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に育成者のほ場(愛知県豊橋市)において,「御所紅」に育成者所有の紅花系在来種を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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