星神社 (名古屋市)とは? わかりやすく解説

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星神社 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/28 16:17 UTC 版)

星神社
所在地 愛知県名古屋市西区上小田井1-172
位置 北緯35度12分53秒 東経136度52分52.7秒 / 北緯35.21472度 東経136.881306度 / 35.21472; 136.881306 (星神社 (名古屋市))座標: 北緯35度12分53秒 東経136度52分52.7秒 / 北緯35.21472度 東経136.881306度 / 35.21472; 136.881306 (星神社 (名古屋市))
主祭神 大己貴命など4柱
社格 式内社(小)、指定村社、11級社
創建 不明
本殿の様式 流造
例祭 10月第二月曜日
地図
星神社
星神社
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石碑
ムクノキ(2013年5月)

星神社(ほしじんじゃ)は、愛知県名古屋市西区上小田井に鎮座する神社式内社旧社格は指定村社[1]

由緒

創建年代は不明[1]延喜式神名帳に記された山田郡 坂庭神社であるとしている[1]。なお、小牧市にある坂庭神社が神名帳のそれであり、その論社であるという説もある。仁和年間(885年888年)にこの地の付近に住んでいた大江音人の子孫により社が建立されるなどしたが、戦火によって社殿とともに宝物や神器・神社の縁起について記した書物などを焼失[1]。ただ、弘安3年(1280年)の棟札が現存しており[1]江戸時代地誌『尾張志』には徳治2年(1307年)のものほか、暦応4年(1341年)12月に右近将藤原実秋[2]によって造営が行なわれたとする棟札があったことが記されている[1]。また、かつては48(約4.76ヘクタール)の社領を持っていたが、豊臣秀吉の時代に召し上げられたという。

1872年明治5年)に村社に列格、1907年(明治40年)指定村社となった[1]

祭神

境内社

祭事

※ 3月最終日曜日 - 初午大祭

  • 7月15日 - 天王祭
  • 8月7日 - 七夕祭
  • 10月第二月曜日 - 例祭

アクセス

その他

正面入口付近にある3本のムクノキは、1995年平成7年)2月27日付で名古屋市の都市景観重要建築物等(都市景観保存樹)に指定されている[3]。3本のうち最大のものは高さ約18m、幹まわりは4m以上にもなる。

2019年令和元年)11月12日夜に催された本殿竣功奉告祭で弘田三枝子が「星に願いを」を歌唱奉納したのを記念し、その旨を記す石碑が境内に設けられている。

脚注

  1. ^ a b c d e f g 愛知県神社名鑑、pp.22
  2. ^ 一条実秋と思われるがはっきりしない。
  3. ^ “名古屋市:都市景観重要建築物等指定物件”. 住宅都市局都市計画部都市景観室 (名古屋市). (2012年9月25日). https://www.city.nagoya.jp/kankou/category/358-1-0-0-0-0-0-0-0-0.html 2012年11月15日閲覧。 

参考文献

関連項目

外部リンク




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