明礬温泉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 16:28 UTC 版)
明礬(みょうばん)温泉は、別府市街から少し離れた伽藍岳中腹の標高400メートルの所にある地熱地帯で、その名の通り江戸時代から明礬(湯の花)が採取されてきた山の温泉街。急傾斜の地熱地帯に別府石の石垣が築かれ湯の花小屋が建ち並び湯けむりの立ち込める明礬温泉の景観は、鉄輪温泉とともに「別府の湯けむり・温泉地景観」の名称で国の重要文化的景観として選定されている。湯の花の採取施設である湯の花小屋は、一部見学が可能である。泉質は、酸性硫化水素泉、緑ばん泉で神経痛やリューマチ、皮膚病に効能があり、市営温泉「鶴寿泉」がある。コロイド硫黄を含んで白濁した温泉が多いが、別府温泉保養ランドでは美肌効果の高い「ドロ湯」が味わえる。また、別府湾や別府市の街並みを見渡せる地区の高台にはANAインターコンチネンタル別府リゾート&スパがある。 別府明礬温泉の湯の花製造技術は、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
※この「明礬温泉」の解説は、「別府温泉」の解説の一部です。
「明礬温泉」を含む「別府温泉」の記事については、「別府温泉」の概要を参照ください。
明礬温泉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/06 00:45 UTC 版)
明礬山から湧出しているためにこの名が付けられた。1869年(明治2年)頃に宿泊施設が設けられたが、山崩れのため廃止され泉源のみ利用されている。
※この「明礬温泉」の解説は、「霧島温泉郷」の解説の一部です。
「明礬温泉」を含む「霧島温泉郷」の記事については、「霧島温泉郷」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- 明礬温泉のページへのリンク