美肌効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 05:34 UTC 版)
美肌効果については炭酸水素塩泉特有の効能ではなく、pHが塩基性を示す温泉の一般的な特徴として挙げられる。塩基性の温泉に入浴すると肌がヌルヌルする。これは皮脂の鹸化が起こるため、皮膚の上に石鹸に類似した物質が作られるために感じる。さらに、比較的強い塩基性の温泉の場合では、皮脂の鹸化以外に、表皮のタンパク質が溶解する事も、この感触が出る要因である。皮膚表面の古い角質層を溶解・除去する作用により、肌を滑らかにする効果が期待できるとして、塩基性の温泉には「美肌効果」が謳われ「美人の湯」と称される場合もある。 なお、温泉のpHとは別に、モール泉のように植物起源の有機質などを多く含む場合も、肌にツルツルとした感触を感じる場合がある。
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