早稲沢温泉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/03 10:15 UTC 版)
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温泉情報 | |
所在地 | 福島県耶麻郡北塩原村檜原早稲沢を中心とした地域 |
座標 | 北緯37度43分33秒 東経140度3分59秒 / 北緯37.72583度 東経140.06639度座標: 北緯37度43分33秒 東経140度3分59秒 / 北緯37.72583度 東経140.06639度 |
交通 | #アクセス参照 |
泉質 | ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉 |
泉温(摂氏) | 70.3℃ |
湧出量 | 535L/分 |
pH | 7.8 |
液性の分類 | 弱アルカリ性 |
外部リンク | 早稲沢エリア – 裏磐梯観光協会 |
早稲沢温泉(わせざわおんせん)は福島県耶麻郡北塩原村檜原にある温泉。裏磐梯温泉郷に属する[1][注 1]。
概要
1982年に前年からのボーリングの結果開削された新しめの温泉[2]。翌1983年から供用を開始した。それ以前は猟師の村だったが、これをきっかけにリゾート化が進んだ。
時代が進むにつれ源泉の温度低下や成分変化が顕著になり[3]、2024年現在では1995年に開削された「宝来湯」が主に用いられている[注 2]。ほとんどの宿が掛け流しである。
桧原湖北岸、西吾妻スカイバレーの入口にあり、白布峠を挟んだ17.8 km先に白布温泉がある。また西吾妻山の登山拠点でもあるうえ、桧原湖は冬は公魚釣りで人気であり、定宿になっているところも多い。
桧原城跡が至近距離にある。明治初期まで周囲は米沢街道の桧原宿であったが、1888年の噴火の際に埋没している[4]。
効能
神経痛、筋肉痛、五十肩、冷え性、動脈硬化症、やけど、慢性皮膚病など[5]。
温泉街
温泉宿は下記をはじめ8か所[注 3]にある一方、飲食店などは1 - 2軒と乏しい。裏磐梯地区は高原野菜が売りであり、一部の旅館では直売所の運営も行っている[7][8]。
またエリア内には「早稲沢浜キャンプ場」というキャンプ場があり[9]、この施設内の足湯に温泉が引かれている。
主な温泉施設
アクセス
脚注
注釈
- ^ ただし泉質的には磐梯山系より西吾妻山系である。
- ^ 一部宿では混合したり別の湯船で用いたりしている。
- ^ ほかに受付停止中と思われる施設が1軒存在する[6]。
- ^ 2024年7月現在高速バスの運行はない。
出典
- ^ “早稲沢エリア”. 裏磐梯観光協会 (2024年6月8日). 2024年7月12日閲覧。
- ^ “あゆみ”. 北塩原村ホームページ. 2024年7月12日閲覧。
- ^ 「森川荘」温泉分析表(昭和50年および平成20年)
- ^ プレスマンユニオン編集部 (2018年8月16日). “桧原湖・金山浜”. ニッポン旅マガジン. 2024年7月12日閲覧。
- ^ “hot spring〈温泉〉”. ペンションラグマーケット (2016年2月1日). 2024年7月12日閲覧。
- ^ “おんせんロッジこはん”. Google マップ. 2024年7月12日閲覧。
- ^ “和風 ペンション やませ 施設案内”. p-yamase.com. 2024年7月12日閲覧。
- ^ “お土産”. 裏磐梯観光協会 (2024年6月8日). 2024年7月12日閲覧。
- ^ “早稲沢浜キャンプ場”. www.wasezawa-camp.info. 2024年7月12日閲覧。
- ^ “ゆ乃宿 湯流里”. y-yururi.com. 2024年7月12日閲覧。
- ^ “天然温泉民宿ひばら”. minshuku-hibara.com. 2024年7月12日閲覧。
- ^ “源泉掛け流し宿 温泉民宿えんどう”. www.minsyuku-endou.jp. 2024年7月12日閲覧。
- ^ “和風ペンション 温泉 森川荘”. morikawasou.iiyudana.net. 2024年7月12日閲覧。
- ^ “桧原・裏磐梯地区コミュニティバス運行時刻改正のお知らせ(令和6年4月1日改正)”. 北塩原村ホームページ. 2024年7月12日閲覧。
関連項目
- 桧原温泉
- 道の駅裏磐梯
- 裏磐梯高原
- グランデコスノーリゾート
- 天元台高原
- 奥羽山脈
外部リンク
- 温泉地詳細[早稲沢温泉] - 日本温泉協会
- 登山ルート : 早稲沢-デコ平-西大嶺-西吾妻山-弥兵衛平-滑川温泉 ... - ヤマレコ
- 早稲沢温泉のページへのリンク