日本語訳での復活
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「暗黒大陸中国の真実」の記事における「日本語訳での復活」の解説
本書は1937年にはすでに5刷目を発行していたが、1942年にタウンゼントは1937年から1940年までの間に日本の貿易情報委員会から外国代理人登録法で登録せずに金を受け取っていたとして投獄された。1997年に白人至上主義者の雑誌『バーンズ・レビュー』が新版を出すまで、この本は再版されなかった。 バーンズ・レビューはその後、2004年に田中秀雄と先田賢紀智の二人の日本人訳者により翻訳され、反響をよび、2007年には普及版が再刊された。グレゴリー・クラークは、「暗黒大陸中国の真実」と題した『Ways That Are Dark: The Truth About China』の日本語版が、保守右派の間で人気を博したことを指摘している。 この本を翻訳した田中は、「自分が直接目の当たりにした中国人の本性を辛辣に、生々しく報告している」と、月刊誌『諸君!』の中でタウンゼントの「洞察力の深さ」について絶賛している。もう一人の翻訳者である先田も、藤岡信勝の自由主義史観研究会のために書いた記事の中で、この本を絶賛している。先田は本書を「中国の正体を理解するための必読書」と呼び、タウンゼントの思想は今日の日中関係を行う上で重要な教訓を与え続けていると論じている。また、読売新聞にも肯定的に批評された。以下は訳書一覧 『暗黒大陸中国の真実』(田中秀雄・先田賢紀智共訳、芙蓉書房出版、2004年、普及版2007年、新版2020年)ISBN 978-4829504079 『アメリカはアジアに介入するな!』(田中秀雄・先田賢紀智共訳、芙蓉書房出版、2005年)ISBN 978-4829503614 『続暗黒大陸中国の真実 ルーズベルト政策批判』(田中秀雄・先田賢紀智共訳、芙蓉書房出版、2020年)ISBN 978-4829508022
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