日本発の除去活動
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日本のODAは、地雷除去を進めるNGOにも「日本NGO支援無償」として資金協力している。 人道目的の地雷除去支援の会(JAHDS) 1998年設立。カンボジアやタイで地雷除去プロジェクトを実施(2006年活動終了)。 日本地雷処理を支援する会(JMAS) 2002年に自衛隊OBが中心となって設立されたNGOで、「日本NGO支援無償」による援助を得てカンボジアで地雷・不発弾処理活動を行った。 日本紛争予防センター(JCCP)「人道的地雷除去プロジェクト」 実際の人道的対人地雷除去作業を日本の組織として初めて単独で行ったのは、外務省のNGO支援無償資金協力により活動資金を得て、元陸上自衛官の辰巳竜悟が中心となって2004年1月にスリランカで開始した日本紛争予防センターの対人地雷除去プロジェクトである。 NPO法人国際地雷処理・地域復興支援の会(imccd) 日本のPKO活動第1陣としてカンボジアへ派遣された元陸上自衛官の高山良二が設立した団体。「日本地雷処理を支援する会(JMAS)」より独立。 また、難民を助ける会が行う地雷回避教育や被害者の義足作成支援など、日本の非政府組織NGOによる対人地雷除去を後方から支援する活動も盛んに行われている。また、地雷により皮肉にも義足の需要が急激に増えており、義足などを無料で配布するボランティアなども多く存在している。 2001年に、坂本龍一が中心となり、N.M.L.(NO MORE LANDMINE)というユニットを結成、地雷撲滅のチャリティーソング「ZERO LANDMINE」を発売した。このCDの収益は地雷除去活動を支援するために使われた。
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