日本の正史とは? わかりやすく解説

日本の正史

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 16:25 UTC 版)

正史」の記事における「日本の正史」の解説

日本では7世紀前半にまとめられた「帝紀」「旧辞」が国家による歴史書編纂始まりである。その後漢文による正史体裁8世紀前半編年体『日本書紀』成立した。それ以後続けて編年体正史作られたが、続日本紀以後は、編年体基本しながら人物の薨去記事簡単な伝記付載する「国史体」とよばれる独自のスタイル確立した。これらは六国史呼ばれているが、901年に撰された『日本三代実録』(858年から887年までの30年間の歴史書)を最後に朝廷による正史編纂事業行われて完成をみることはなくなった。未完終わったものとして「新国史」があり、その草稿逸文残っている。明治維新後にも正史編纂事業進められ漢文体大日本編年史企画されたものの、その編纂方針をめぐる対立や、編纂中心となっていた久米邦武筆禍事件により中止され代わりに大日本史料編纂されることとなった

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「日本の正史」を含む「正史」の記事については、「正史」の概要を参照ください。

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