日本の学校制度とは? わかりやすく解説

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日本の学校制度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 04:30 UTC 版)

原級留置」の記事における「日本の学校制度」の解説

認定こども園を含む幼稚園義務教育期間の9年間を学修する小学校中学校など、前期中等教育以下の学校では、実務上は下の学年履修していなくても、所属できる最高学年いわゆる年齢相当学年)に編入学できる。こういった、高年齢児童生徒飛び級できることが、学齢期15歳以下)の学校共通する特徴である。 しかし、高等学校高等専門学校大学など後期中等教育以降学校では、年齢高くても、以前同等学校などで履修したとがない限り1年生から履修する必要がある日本の学校教育法などでは、諸学校の在学年齢/卒業年齢には上限設けていないが、高等学校上の課程において、留年可能回数の上限や在学可能期限の上限を設けている学校もある。日本では前期中等教育までは、就学猶予原級留置過年度進学などが数少ないため、外見上上限があるよう見えるだけである。しかしながら大多数学齢児童6歳から就学し、留年することなく15歳中学校卒業するということ常識様になっており、学齢過ぎた人の在学通常の小中学校関係機関などの現場ではほとんど想定されていない高等学校上の課程における留年場合学校校則によって差異はあるが、極めて厳格な校則だと「一度たりとも留年認めず、即退学とする」場合もあり(大学院修士課程に多い)、続いて留年一度だけ認めるが、二度目留年決定した場合は、即退学とする」(二度留年がない)場合もある。 なお、体操着など学年毎に仕様異な学用品がある場合留年して買い替え強制されないことが多い。2010年度平成22年)から実施され公立高等学校授業料無償に関しては、留年者の修了年限越えた場合適用については学校設置者地方公共団体各都道府県特別区または市町村教育委員会)の対応に委ねられる国費ではなく学校設置者負担となるため)。国立及び私立高校在学対象高等学校等就学支援金制度は、修了年限越えた者には適用されない

※この「日本の学校制度」の解説は、「原級留置」の解説の一部です。
「日本の学校制度」を含む「原級留置」の記事については、「原級留置」の概要を参照ください。

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