日本のおもな騎手招待競走
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 15:30 UTC 版)
「騎手招待競走」の記事における「日本のおもな騎手招待競走」の解説
ワールドオールスタージョッキーズ(2015年 - 札幌競馬場)2014年まで秋季に行われていたワールドスーパージョッキーズシリーズをリニューアルしたもので、中央競馬所属騎手・地方競馬代表騎手・外国からの招待騎手が集い、4競走のポイント制で行われる。 ヤングジョッキーズシリーズ(2017年 - 持ち回り)見習騎手の注目度を一段と高め、騎乗数の増加および騎乗技術の向上を図るとともに、年末の中央競馬および地方競馬双方を盛り上げるため、中央および地方所属の見習騎手による競走。全国の地方競馬場で実施する「トライアルラウンド」と年末の「ファイナルラウンド」で構成され、ファイナルラウンドの出場騎手は、トライアルラウンドの成績上位の騎手から選定される。ファイナルラウンドは2017年 - 2019年・2021年は大井競馬場と中山競馬場、2020年は園田競馬場と阪神競馬場、2022年は名古屋競馬場と中京競馬場で開催される。 地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ(旧・スーパージョッキーズトライアル、2005年 - 持ち回り開催)ワールドスーパージョッキーズシリーズ→ワールドオールスタージョッキーズに出場する地方競馬代表を決定する競走で、各地方競馬場のトップジョッキーが鎬を削る。各競走の順位に応じたポイントの合計で順位を決定する。2005年はWSJS地方競馬騎手代表選定競走として園田競馬場にて施行。2006年から2017年まではスーパージョッキーズトライアル、2018年より現名称に改称され、複数の競馬場での2ラウンド制で行われる。 佐々木竹見カップ ジョッキーズグランプリ(2003年 - 川崎競馬場)川崎競馬場に所属していた佐々木竹見元騎手の偉業を称え、中央・地方のトップジョッキーが争う。2競走行い、各競走の順位に応じたポイントの合計で順位を決定する。 ゴールデンジョッキーカップ(1988年 - 園田競馬場)中央・地方競馬で2000勝以上の実績を挙げた騎手たちによる戦い。3競走行い、各競走の順位に応じたポイントの合計で順位を決定する。 M&Kジョッキーズカップ(佐賀競馬場)Mは「みちのく(岩手)」、Kは「九州」のことを指し、岩手競馬と九州競馬に所属する騎手が腕比べをする。複数回競走を行い合計ポイントで順位を決定する。かつては盛岡競馬場や水沢競馬場でも開催されていた。 全日本新人王争覇戦(1986年 - 高知競馬場)中央・地方競馬の若手(デビュー2、3年以内。年、所属によって異なる)が集まり、騎手新人王を争う。1競走で順位を決定していたが2010年以降は2競走で行われている。 ジャパンジョッキーズカップ(2015年 - 盛岡競馬場)JRA所属騎手4名による「チームJRA」、東日本地区地方競馬所属騎手4名による「チームEAST」、西日本地区地方所属騎手4名による「チームWEST」の3チームによる対抗戦で、レース毎に着順によるポイントを付与し、それぞれのチームの騎手の3レース合計ポイントにより優勝チームを、また、個人の合計ポイントにより個人優勝者を決定する。 レディースジョッキーズシリーズ(2006年 - 2011年、2021年 - 持ち回り開催)中央・地方競馬の女性騎手によるシリーズ戦。3か所の競馬場で施行され各競走の順位に応じたポイントの合計で順位を決定し、シリーズ表彰のほかに各競馬場ごとのラウンド表彰も設定されていた。初年度の2006年は中央競馬所属騎手は全日本レディース招待にのみ出場したが、2007年以降はすべてのラウンドに参加した。また2007年までは女性騎手が所属している競馬場のみで施行されていたが、2008年は女性騎手が所属していない金沢競馬場で施行された。 以上に挙げた競走のほかにも「九州里帰りジョッキーズカップ(佐賀競馬場)」などの騎手招待競走がある。
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