日本によるPR活動
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「上海国際博覧会」の記事における「日本によるPR活動」の解説
2007年3月から、上海市人民政府新聞弁公室および上海万博事務協調局が上海万博のPRイベントを日本で開催している。なお、上海万博のPRが中国国内以外で行われるのはこれが初めてであった。 2008年3月、日本イメージ大使に谷村新司、コシノジュンコ、福原愛の3人が選ばれた。同年12月17日には、上海万博日本PR館が東京虎ノ門の森ビルにオープンした。 2010年6月12日から23日までの「ジャパンデー」では、w-inds.・amin・黒柳徹子・水木一郎など著名人が集まり、日本の伝統芸能・アニメ・マンガ・音楽・映画も披露された。 SMAP初の海外公演も行われる予定だったが、ファンの殺到で会場が混乱する可能性を理由に中止することを万博事務局は発表した。 また、ジャパンデーにあわせ、財団法人の角川文化振興財団(理事長:角川歴彦)の企画「遣唐使船再現プロジェクト」(協賛:森ビル、読売新聞社、経済産業省、文化庁など)によって全長30m、全幅9.6m、排水量164.7tで復元されたエンジン付き遣唐使船(名誉船長:夢枕獏)がかつての遣唐使と同一の航路で大阪港から上海に入港した。出港式では住吉大社の安全祈願と歌手の坂本真綾によるプロジェクトのテーマソング(作曲・編曲:菅野よう子)の披露が行われた。プロジェクトの親善大使を務める俳優の渡辺謙を乗せて万博会場内を流れる黄浦江を航行した。
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