日本における男女共学とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 日本における男女共学の意味・解説 

日本における男女共学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 04:01 UTC 版)

男女共学」の記事における「日本における男女共学」の解説

日本では明治時代以降第二次世界大戦降伏時期まで、就学前教育幼稚園など)と初等教育小学校・国民学校など)を除いて、「男女別学」が主流であった。これは、1891年明治24年)に出された「学級編成等ニ関スル規則」に基づいている。当初尋常小学校1・2学年だけを共学として、3学年以降男女別学とし、男子女子とでカリキュラム教科書も全く別な物とすることが公立・私立区別なく各学校義務付けられた。このため戦前日本には高等教育男女共学校少なかったが、官立では東北帝国大学九州帝国大学北海道帝国大学東京音楽学校などが、私立では日本大学同志社大学東洋大学早稲田大学などが女子入学認めていた。 1947年昭和22年)には、教育基本法昭和22年法律25号)が公布され、その第5条で、『男女は、互に敬重し、協力し合わなければならないものであつて、教育男女共学は、認められなければならない。』とされた。その後、特に公立学校国立学校においては教育上の男女の共学原則となった教育基本法改定審議時には他の論点隠れてあまり議論になることはなかったが、2006年平成17年)の改正男女共学に関する規定削除されている。学校(特に私立学校)によっては、「男子部」・「女子部」というように、男子女子とでは教室校舎などが分けられている所もある。そのような学校は、「男女別学」または「男女併学」と称されることがある

※この「日本における男女共学」の解説は、「男女共学」の解説の一部です。
「日本における男女共学」を含む「男女共学」の記事については、「男女共学」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「日本における男女共学」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日本における男女共学」の関連用語

日本における男女共学のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日本における男女共学のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの男女共学 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS