日本における用例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 00:59 UTC 版)
日本で一般にイギリスのサーベイヤーをさす場合、RICSで認定されるチャータード・サーベイヤーを指すか、コストマネジメント専門家・積算技術者であるクオンティティ・サーベイヤー (Quantity_surveyor) を指している。 サーベイヤーは建設に関してかなり広範囲な業務を担う職種であり、現代の解釈でこの職種については「日本の国家資格では,建築士,土地家屋調査士,測量士,不動産鑑定士,宅地建物取引主任者等の業務範囲を行なう。歴史的には積算,建物検査,コンストラクション・マネジメント,プロジェクトマネジメントをする業として広がってきた。他に,商業不動産の評価,ファシリティマネジメント,プランニングと開発,環境評価,マネジメント・コンサルトなどを行う。」との解説がある。 イギリス独自の職能名であるが、主に不動産における各種の「調査」「鑑定」を行うことから、日本語に訳すときは調査士、鑑定士などと訳される。それぞれ日本では土地家屋調査士、不動産鑑定士の略称として使用されているが、どちらも公益を重視した資格であり、職務内容的にも歴史的なサーベイヤーの位置付けに合致している。 その他、行政機関においては、法務省による日本法令外国語訳データベースシステムで建築主事を「Surveyor」と訳している例がある。
※この「日本における用例」の解説は、「サーベイヤー」の解説の一部です。
「日本における用例」を含む「サーベイヤー」の記事については、「サーベイヤー」の概要を参照ください。
- 日本における用例のページへのリンク