日本におけるパーティ・ピープル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 00:36 UTC 版)
「パーティ・ピープル (人物)」の記事における「日本におけるパーティ・ピープル」の解説
林真理子は1999年の著書『美女入門PART3』で「パーティ・ピープル」について、「必ずパーティには顔を出して、そのファッションをチェックされる人たち」と説明し、パーティで注目されるセレブリティの意味でこの表現を用いている。 2003年には、マッドチェスター当時のマンチェスターの音楽シーンの状況を描いたイギリスの映画『24アワー・パーティー・ピープル (24 Hour Party People)』が日本でも公開された。その後、音楽関係では、2000年代半ばから「Party People」をアルバム名や曲名に盛り込む例が散見されるようになり、2005年には野宮真貴のアルバム『PARTY PEOPLE』が発表された。2006年には、DJ OZMAのアルバム『I ♡ PARTY PEOPLE』が発表され、以降シリーズ化された。2009年には、スガシカオがシングル「Party People」をリリースした。また、英語の母語話者を真似た発音の音写とされる「パーリーピーポー」という表記も、同じく2000年代半ばから用いられるようになり、2006年にはVERBALが参加したRIP SLYMEの楽曲「パーリーピーポー」が、アルバム『EPOCH』に収録された。 2014年には「パーティーピーポー」を自称するエンターテイメント集団イルマニアが、日本テレビ系列のテレビ番組『月曜から夜ふかし』で注目され、以降、各地のイベントなどに出演が広がった。 2015年には「パリピ」がギャル語として注目され、ギャル流行語大賞の第1位に選ばれ、この時点で20歳前後の若者たちを指す「パリピ世代」といった表現も用いられるようになった。2016年には、原田曜平の『パリピ経済:パーティーピープルが市場を動かす』など、「パリピ」を書名に含む書籍が相次いで出版された。 2018年には、AbemaTVの番組内にて「全日本女子パリピ選手権」が開催され、全国から女子パリピが集まり、あやまんJAPANが優勝した。さらに5月末から同じくAbemaTVにて、『全日本パリピ選手権』がレギュラーで放送開始されている。
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