日本におけるパフラヴィー文字資料
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/17 04:21 UTC 版)
「パフラヴィー文字」の記事における「日本におけるパフラヴィー文字資料」の解説
法隆寺献納宝物(東京国立博物館保管)に全長 60cm 程の白檀の香木2点が現存するが、その表面にソグド文字による「2 分の 1 スィール (nym syr)」という焼き印と、20cm にわたりパフラヴィー文字で「ボーフトーイ」(bwtwdy) という一文がそれぞれ刻まれており、人名と考えられている。恐らくこの香木を商ったかその関係の人物と推定されている。これは日本に伝来していたパフラヴィー語(パフラヴィー文字)資料としては最古の部類になる。
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