新2号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 14:17 UTC 版)
第72話から登場する、より強化された2号の新たなる姿。マスクは新1号と同じ形状となり、色も同じメタリックグリーンとなった。スーツも同様だが側面のラインは1本のままであり、グローブとブーツが赤くなった。 1号に対してパワーで押していく印象が目立ち、力の2号の異名を持つ。1号の技だったライダーきりもみシュートを会得するなど、より強力な技も新しく身に付けているが、「ライダーキック」以外の技の使用回数は少ない。 変化の経緯は劇中で説明されておらず、新1号の再改造説のように広く知られた後付けの設定もない。「一文字が特訓を重ねることで潜在能力を最大限に引き出した結果」と推測されるくらいである。 デザイン・造型 スーツはすべて布製になった。グローブとブーツの色の変更は、「新1号と区別するために赤いものへ」と解釈されている。しかし、佐々木によると、汚れた手袋を塗りなおすための塗料が現場に赤しかなかったので、仕方なく全部赤に変えたというのが真相であり、パワーアップに関する明確な設定がないのは偶発的な処理の結果である。 『仮面ライダー』でのマスクはすべて新1号のものを流用している。目の電飾は第72話でのみ使用された。 体の両側に走る銀のラインは旧2号と変わらないが、第93話以降は線が細くなって脇の下にもラインが入るようになった。以後は客演作品によってラインの太さが異なる。 映画『仮面ライダーV3対デストロン怪人』以降は、1号と2号を区別するために片方のマスクをダークグリーンにしており、おおむね2号のほうがダークグリーンとなっていることが多い。『V3』第33・34話や『ストロンガー』の特写などでは、マスクが1号と入れ替わっている。『ストロンガー』客演時のマスクは目が原典のものよりも大きく、書籍『仮面ライダー映画大全集』ではアマゾンのものを流用していると推測している。
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