新潟林試Fv1号【ニイガタリンシFv1ゴウ】(きのこ類)
![]() |
登録番号 | 第7032号 |
登録年月日 | 1998年 10月 29日 | |
農林水産植物の種類 | えのきたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 新潟林試Fv1号 よみ:ニイガタリンシFv1ゴウ |
|
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 1999年 11月 1日 | |
品種登録者の名称 | 新潟県 | |
品種登録者の住所 | 新潟県新潟市新光町4番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 本間広之 田中修 篠田茂 松本則行 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,野生種の交雑菌株に「K-1」を交配して育成されたものであり,発生型が中間型の施設栽培向きの品種である。 菌さん断面の形態はまんじゅう形,色は淡黄白である。菌柄のねじれの程度は普通,断面の形は正円,基部の色の程度は少,太さは3㎜,分岐は普通,接着程度は普通である。子実体の発生型は中間型,株の開張度は直立型,有効茎数は201~400本である。寒天培地上の菌糸の最適生長温度は25℃,菌かきから原基形成までの期間は9日,原基形成から収穫までの期間は23~25日である。 「ホクトM-50」と比較して,気中菌糸の発達程度が少であること,有効茎数が少ないこと等で区別性が認められる。なお,「ホクトM-50」及び「ホクトM-80」との対峙培養においては菌叢の濃淡差が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和59年に出願者の施設(新潟県森林研究所)において,野生種の交雑菌株に「K-1」を交配し,その菌株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 新潟林試Fv1号のページへのリンク