新潟森研Fv2号【ニイガタシンケンFv2ゴウ】(きのこ類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9196号 |
登録年月日 | 2001年 7月 27日 | |
農林水産植物の種類 | えのきたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 新潟森研Fv2号 よみ:ニイガタシンケンFv2ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 7月 28日 | |
品種登録者の名称 | 新潟県 | |
品種登録者の住所 | 新潟県新潟市新光町4番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 本間広之、篠田茂、松本則行、阿部一好、岸本隆昭、田中修 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「新潟林試Fv1号」の自家交配により育成されたものであり、発生型が茎数型、株の開帳度が直立型の施設栽培向きの品種である。寒天培地上の菌糸の最適生長温度は25℃、菌叢表面の色及び裏面の色は無である。菌かきから原基形成までの期間は9日、原基形成から収穫までの期間は17~19日である。子実体の発生型は茎数型、株の開張度は直立型、有効茎数は401~600本である。菌さん断面の形態は半球形、色は淡黄白である。菌柄のねじれの程度は普通、断面の形は正円、基部の色の程度は少、太さは3mm、分岐及び接着程度は普通である。「新潟林試Fv1号」と比較して、30℃における菌糸の最適生長温度が速いこと、菌さんの断面の形態が半球形であること等で、「ホクトM-50」と比較して、35℃における菌糸の最適生長温度が速いこと、菌さんの断面の形態が半球形であること等で区別性が認められる。なお、「新潟林試Fv1号」及び「ホクトM-50」との対峙培養において、明確な帯線を形成する。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者の施設(新潟県岩船郡朝日村)において、「新潟林試Fv1号」を自家交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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