雪ぼうし【ユキボウシ】(きのこ類)
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登録番号 | 第13184号 |
登録年月日 | 2005年 3月 23日 | |
農林水産植物の種類 | えのきたけ | |
登録品種の名称及びその読み | 雪ぼうし よみ:ユキボウシ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 新潟県 | |
品種登録者の住所 | 新潟県新潟市新光町4番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 本間広之、篠田茂、松本則行、阿部一好、品田隆昭、武田綾子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、(育成系統菌株×「中野JA」)に(育成系統菌株×「TK」)を交配して育成されたものであり、菌さんの断面が丸山形で大きさがやや小、菌柄の長さが中、株の接着程度がやや強の施設栽培向きの品種である。気中菌糸の発達程度は普通、菌叢表面の色は無、菌糸生長最適温度は25℃である。菌さんの断面の形は丸山形、縁の巻き込みは有、大きさはやや小、高さは大、色(明所の生育)は淡黄白色である。菌柄の断面の形は円形、長さ及び太さは中、菌柄及び基部の色(明所の生育)は淡黄白色である。株の接着程度はやや強、あめ状物質の生成は普通である。菌かきから子実体発生までの期間はかなり長、子実体の生育期間は長、発生最盛期までの期間は極長である。子実体の収量はかなり多、有効茎数は中、有効茎数と子実体収量との比率は極茎重型である。「新潟森研Fv2号」と比較して、有効茎数と子実体収量との比率が小さいこと等で、「TK」と比較して、株の接着程度が強いこと等で区別性が認められる。なお、「新潟森研Fv2号」及び「TK」との対峙培養において嫌触反応を示す。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成13年に新潟県森林研究所(岩船郡朝日村)において、(育成系統菌株×「中野JA」)に(育成系統菌株×「TK」)を交配し、その菌株の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、その特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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